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雪降る日に思い出すこと4


最近、初恋の彼が


仕事で活躍している動画を見かけた


やっぱり彼は


高校の時から変わらず


誠実に


真っ直ぐな瞳で生きているな


と思った


改めてこの人の最初の人で


良かったな


と思った


過去のことだけど


素敵な人に愛してもらった経験は


私の中では宝物だ


もちろん


彼は今は結婚して


幸せな家庭を築いている


タグ付けされているから奥様のSNSも見つけたけれど


奥さんもとても幸せそうだ


彼が優しいというのがよくわかる投稿


そうだよね


彼は女性を幸せにする人だよね


思った通りに


生きてくれていて良かったよ




高2の冬


雪が降る中


デートをした


とりあえず図書館で勉強をして


その後

商業施設へ行った


帰りのバスに乗り


私の方が家が近いから


先にバスを降りた


彼とバイバイして


家に入ろうとすると



玄関の鍵がかかっている


祖母もいるから


こんなこと滅多にないのに。。。。!!!



「聞いてないよ〜」


と寒い中泣きそうになった


母に連絡し


彼にも連絡した


彼には

「家の鍵、かかって家に入れない。

近くのセブンにいくわー泣」


という内容


愚痴を聞いてくれー


という気分だった


せっかくさっきまで


楽しい気分だったのにな。。。




暗い雪道を歩き


近くの言っても


まぁまぁ遠いセブンに避難し


母からの連絡を待った




鼻は真っ赤


耳も冷たい


最悪な気分で


セブンで立ち読みした


あーイライラするっ


なんでいないんだろう?!


寒いじゃん!


と一人で怒っていた。。


そんな時



聞き覚えのある声が聞こえた


「いた!!!」



え???



彼だった。




彼は私からのメールを見てすぐ


バスを降りて


私が母を待っているセブンまで



走ってきてくれたのだった



彼は

「寒いからかわいそうだと思ってさ!」



心があたたかくなった。。。。



「来てくれたの?!ありがとう泣」



私にこんな風に優しくしてくれる人いるんだ。



その時、今まで感じたことのない気持ちになった。


この思い出は私の中の



宝物



一度でも誰かに



大切にしてもらったという


記憶があるだけで


私が今落ち込んだ時 


気持ちを少し


楽にさせてくれる



これが私の


雪が降る日に思い出すこと。


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