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「片貝まつり(新潟県)」に心躍ったという話。

noteユーザーの皆さま

 こんにちは。
下町書房です。
 
 
新潟県小千谷市片貝町(人口3800人ほど)で毎年、秋に開催されている「片貝まつり(片貝の花火)」ってご存じですか。

浅原神社内


 
新潟県には全国から人が集まる「越後3大花火」があり、それが「柏崎の花火(海/7月)」「長岡の花火(川/8月)」「片貝の花火(山/9月)」であり、片貝の花火は、9月9日(土)、9月10日(月)の2日間、開催されました。
 
正式名称は「浅原神社秋季例大祭奉納大煙火」と呼ばれており、神社の敷地内で四尺玉の花火(2日間で1万5000発)が打ち上げられるということでも有名です。
 
世界一大きい四尺玉の花火が打ち上げられるのですが、歴史を紐解くと、個人や企業が浅原神社に奉納する花火としてはじまっており、健康祈願、物故者の追善供養、子どもの誕生会、結婚祝い、社業発展などを込めて花火を打ち上げ、奉納するのだとか。江戸時代中期からこの地域に400年ほど続く伝統あるお祭りなのです。

2日間で1万5000発の花火が打ち上げられる


 
 
今回、新潟県南魚沼市にある、知り合いのお宿が「片貝まつりツアー」を企画し、桟敷席を用意してくださり、そのうえお弁当をいただきながら見学できるというので、出かけました。

お宿が用意してくれたお弁当


 
奉納される花火の多くが、尺玉花火で、尺玉2段打ち、5段打ち、10段打ちとあり、ドスンという山に響きわたる打ち上げ時の花火の破裂音の迫力、
 
そして、
 
「祝二十歳 橙心会 尺玉 片貝町協議会 世界一 正四尺玉 夢、希望、輝く未来、この感激を胸に大~きく咲き誇れ……世界一、世界一の四尺玉でございます!」
 
と、花火が1発あがるたびに「花火を奉納するアナウンスが流れる」という進行は、
はじめて体験するもので、心が躍りました。
 


花火のほかにも、会場内を浅原神社に花火を奉納する、手作り山車「玉送り」が練り歩く姿を近くで見物できるのもいい体験でした。

 「片貝まつり」は、毎年、9月9日、10日に行なってきたが、人口減少が続く中で、お祭りを維持していくために2024年以降は第2土曜日とその前日に変更されるそうです。


 
何度でも、足を運んでみたい楽しいおまつりです。

また次の記事で!

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