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企業担当者から見た「すぐれた研究に取り組む大学」

先月、「企業の人事担当者から見た大学イメージ調査-企業が欲しがる人材を輩出する大学」を特集した『日経キャリアマガジン特別編集 価値ある大学 就職力ランキング 2024-2025』が日経HRから発行された。

勤め先の金沢工業大学が「すぐれた研究に取り組む大学ランキング」で高評価を得ていて、うれしかった。

世の中では偏差値が低い高いで大学を格付けする方がいまだに多いのだが、金沢工業大学のようにほとんどが国立大学の併願者で占めている大学は、進学校からの進学が大半。単に入試合格率50%はどのラインか、という意味でしかない偏差値では格付けできないように思うし、そもそも真面目に学び、驚くような成果を上げている学生の皆さんに失礼である。

では偏差値が低い≒研究力が低いのか?

こちらもそうではない。

金沢工業大学は開学以来、教員の半数は企業出身者であり、企業で研究開発をしてきた方々が多い。
(建学綱領は人間形成、技術革新、産学協同を掲げている)

このことが、金沢工業大学における、社会のニーズに応じた人材育成を可能にし、社会実装型教育研究を可能にする原動力になっている。

その意味で、目利きの企業関係者が評価する「優れた研究に取り組む大学はどこか」は、従来から亡霊のように生き続けているヒエラルキーに一石を投じるものと思う。

【すぐれた研究に取り組む大学 17位(私大4位)】
【就職支援に取り組む大学 1位】
日経HR「企業の人事担当者から見た大学イメージ調査-企業が欲しがる人材を輩出する大学」より

#金沢工業大学

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