館
朝霧の鬱蒼とした森の中に
どっしりと佇む館
グレーに近い囲まれる樹木にも似た色の
何百年と建ってきたであろう
反り立つ様な階段を
あと何段登ったら
君にたどり着けるのだろう
目の前を青く鮮やかな蝶が通っていく
木々の間から空が見える
それら全てが霧に包まれていた
靄がかかるクネクネとした一本道を
どれほど歩いたら君にたどり着けるというのだろう
何万年もの歴史と人を乗せて
遠く聞こえるは獣か
足元にはミミズが
進む道の横にちょこんと立つ石碑
君は何を見て来たのだろうか
我 ここにあり
ここはどこぞ
何処か 我はたれそ
君にいざ行かん
子育て中の親子が楽しめる様に制作活動資金に使わせて頂きます!! ツイッターもしています😄サポートして下さい https://twitter.com/9N3ar8Ldyw58jT8