【映画サントラ】久しぶりの映画館でサウンドに感動した話。パウパトロール ザ・マイティ・ムービー
最後に映画館に行ったのはいつだろう?
最早最後に訪れたのはいつだったか思い出せない程、足が遠のいていた映画館へ先日子供と一緒にいってきました。
【久しぶりの映画館】
見た映画はパウパトロール ザ・マイティ・ムービー。
子供向けの映画と侮るなかれ。シナリオは子供にもウケやすいように、そういったアレンジがされていますが、デティールの質が高かったです。
定番のポップコーン(ハーフ&ハーフ)を購入し、
ゲートをくぐって場内に入場します。
もはや儀式の様な物ですね。
内装はシネマという言葉がぴったりな様子になっていましさ。
また、シネコンはやはりシアター数が多くていいですね。これだけでも、非日常感があってたのしいですね。
さて、内容のレビューについては他の人の解説などを見ていただくとして、久しぶりに訪れた映画館では、主にサウンド面で再発見と新たな驚きがありました。
【サウンド面の再発見と再認識】
まず映画全般に言える、サウンド面について改めて再発見がありました。
今回圧倒的に感じたのは、劇伴(映画やテレビドラマ、演劇、アニメ等の視覚作品に合わせて流される音楽)はクラシック系の音楽の方が、映画作品にマッチしているということです。
クラシック系というとジャンルのことかと思われてしまいますが、ここでいうクラシック系とは、物理的な楽器をマイクでエアーで収録したもの、という意味合いです。
理由としましては、打ち込み系の音はどうしても距離感が近く、スクリーンに映っている映像と、音の距離感がマッチしないことにあるからだと思います。
音声と映像のマッチングに違和感があると、世界観に入っていけず内容が入ってこない感じです。
特に一番それを感じるのは、開演前のCM。
近年は(多分)低予算で作られているので、(まあ仕方ないと思いますが)音がやたら近い。映画感のような大きいスクリーンで見ると、奥行きのなさをよく感じます。
そんな中、このパウパトロール ザ・マイティ・ムービーはサウンド面が非常に良く、感動しました。
BGMはもちろんのこと、アクションの効果音などもgoodで、とりわけ↓のサウンドトラックの3曲は、シナリオの展開や、登場人物(犬)にピッタリとマッチしており、映画が終わった瞬間にググってしまいました。
【3曲のサウンドトラック】
まず1曲目。
今回のメイン役スカイのテーマソングです。
『パウ・パトロール ザ・マイティ・ムービー』小さなスカイの大きな勇気が心を震わすSP映像【2023年12月15日公開】 (youtube.com)
クリスティーナ・アギレラが歌うこの曲は、それだけで良いわけですが、自身を表す、touch the FLY/SKY、Wait、というようなワードや、仲間のチェイスを思わせるようなChasing というようなワードがリリックにチョイスされているあたり、なんだかすごさを感じました。
ちなみに歌詞後半に出てくるFind the way(自分の道を見つける)というワード。こういった作品ではよくテーマになると思います。
私の好きなカーズのエンディングもFind the wayというタイトルの曲で、こちらもおすすめです。
次に2曲目。
PAW Patrol: The Mighty Movie | Down Like That (Bryson Tiller) Lyric Video (youtube.com)
こちらはいわゆるアゲる曲ということで説明不要かと思います。
本作のイケイケの時に流れる曲で、アニメーションとシンクロしていい感じです。
個人的には、ダンスフロアで聴覚上聞いた音に近いように、クラップや盛り上がりときのウネリが、少々遅れてくる感じがグッときますね。
最後の3曲目。
PAW Patrol: The Mighty Movie | 'Bark To The Beat' Lyric Video | Paramount Pictures UK - YouTube
こちらが個人的には一番グッときたトラック。
映画の最後の最後のスタッフロールでしか流れない(?)と思います。
ビット数が落ちたような(昔のサンプラー)を使ったようなビートや、アナログのディレイ感やそれに乗っかる脱力系のラップは、学生の頃に好んで聞いていたサウンドでドストライクでした。
(私にとって、この感じがいわゆるチルするという感じです。)
【終わりに】
久しぶりに訪れた映画館。正直当初はあまり期待していなかったのですが、触発されてまた音楽への熱が再燃してきました。
どこかで発表できる作品を作っていこうと思いながら久しぶりの映画間を後にしました。
追記
ちなみにクリスマスまでのカウントダウンカレンダーもパウパトロールの輸入版を使っていましたので、ついでに貼っておきます。