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【ロードバイク】千葉県人による本当におススメな千葉のサイクリングコース「房総半島横断」県道168号~148号

みなさんこんにちは。

わたくしは千葉県出身千葉県育ちの生粋のチバイクリスト(現在転職前の有給消化中)39歳男性です。

前回に引き続きまして、勝手ながら千葉を知り尽くしたわたくしが、先日実施した千葉横断の内容紹介と共におススメのルートを紹介したいと思います。

テーマは千葉横断という事で、内房(東京湾側)から外房(太平洋側)を往復する、120キロ程のルート組んでみました。 

袖ヶ浦から一ノ宮を往復しました。

途中はなるべく幹線道路(国道)は使わず、マイナーな県道を走ることを心掛け、サイクリングに集中できる道を選びました。

で、早速の結論としては、
「途中のルートはサイクリストの方には走りごたえがあり、かつエントリーの方にはゆったり楽しめ、おまけに景観も抜群」という自分でも驚くほどいいルートでした。

さて、どんな内容だったのか気になる方は、是非↓内容をチェックしてみてください。

※走りに集中するあまり今回は写真が少なめとなっておりますが、ご容赦ください。



【位置関係  Where?】

さて、まずは恒例の位置関係の確認からです。

いつもの通りチーバ君で場所を復習しますと、袖ヶ浦と一宮の位置は、ちょうどお腹のあたりから腰(腕)のあたり、になります。


お腹~腕あたりを往復しました。

この辺りは複雑に丘陵地帯と平坦地帯が入り組んでいますが、今回走った県道は基本山間の谷を縫っているためほとんど平坦区間でした。

■おススメポイント① Nice view
里山の景観

そんなわけで早速おすすめポイント①。

今回走った山間の平坦区間は民家がぽつぽつと点在しており、古い神社や水田、生垣等古い里山の様子が連なっています。

ちょうどこの日は田んぼに水を入れ始めたようで、春の雰囲気を感じることが感じることができました。

この圧倒的里山感は全サイクリストにおすすめです

今の時期は菜の花が綺麗に咲いております。
ちなみに菜の花は千葉県の花という事ですので、よろしくお願いします。

■おススメポイント② Course layout
絶妙なコースレイアウト

今回走った県道は、おおむね↓のような雰囲気で、いい感じの道が続きます。

初心者の方にとっては10%を超えるような激坂や1Km続くような坂がないので、goodな雰囲気の中を楽ちんに楽しむことができます。

一方上級者の方にとっては、まったくもって平坦系のトレーニングに最適です(笑)。信号がほとんどない区間が続きますので、TTモードに入るのは必至かと思われます。

なかなか1時間ペダルを踏み続けられる(踏み続けなければならない)コースは無いと思いますので、是非挑戦してみてください。 
(個人的には、50mm ハイトくらいののカーボンホイールで、重めのギアをぶん回したいですね。)

このコースのデメリットをあげるとすると、
里山感がつづきますので途中のアクシデントへの対応や補給タイミングが難しいことくらいでしょうか。(コンビニは過ぎたら10キロは無いと思った方がいいですね。)

■オススメポイント③  Coast to coast
ミニファストランを楽しめる

ポイント③は少しマニアックな、ミニファストラン体験です。

ファストランといえば東京ー糸魚川が有名ですが、それの超ミニチュア版を楽しめてしまうわけです。

東京ー糸魚川はもともと「東京湾の水を日本海に持っていったらどうなるか?」という試みで始まったもの、ということはサイクリング界では有名な話ですが、今回のルートはズバリその縮小版を疑似体験できます。

一宮(外房)の海にて。結構サーフィンを楽しんでいる方が海にいました。

余談ですが、個人的な経験上、紀伊半島しかり、伊豆半島しかり、半島の真ん中は山がそびえたっている事が多く、それぞれの文化圏は分断されていることがほとんどです。半島横断にはそういった文化的な変化(町並み等)を楽しむことができる側面もありますね。

ちなみに、以前東伊豆で地元の高校生に西伊豆のとある地名を尋ねたところ、「そっちには普段行かないからよくわからない(地名も知らない)」と言われたことがありました。 バスの路線や鉄道の路線も分断されていることが多いせいで、必然的にそうなるのかもしれませんね。

一方の千葉はというと、それほど山も大きくもないので、内房側と外房側で大きく文化がが違うことはありません。とりあえず外房の海には内房の海にはあまりいないサーファーの方々がたくさんおりました。(笑)

一宮の駅舎にて、サーファーが多いから(?)か若者らしい飾り付けがありました。

【今回走った具体的なルート Route】

最後に今回走ったルートを具体的に紹介しておきます。
実際に走る方は是非参考にしてみてください。

県道143号
袖ヶ浦 - 馬来田の里

袖ヶ浦から内陸の方に行くにはいくつか道がありますが、フラワーラインは交通量が多く、道も凸凹なのであまりお勧めできません。
この日は第一休憩ポイントの馬来田の里の道の駅までは並行して走る143号を走りました。

馬来田の里で一服、の図。

■県道168号
馬来田の里 - 高滝ダム - 市原鶴舞バスターミナル

馬来田の里からは168号を使用して第二休憩ポイントの高滝ダムを目指しました。この辺りから里山感がかなり出てくるので、サイクリストとしては盛り上がってくるところです。 高滝ダムを抜けた後は市原鶴舞バスターミナルを目印に東に向かいます。

高滝ダムとバスターミナルの間はこんな雰囲気

県道148号
市原鶴舞バスターミナル - 一宮海岸

バスターミナルからは(一瞬国道を少し挟んで)148号を利用して一宮に向かいます。途中は一瞬北海道に来てしまった?と思わせるような開けた畑が続くポイントもあって、結構たのしめます。

海まで来ました、の図 波高し。

さて、今回は横断の内容を紹介しましたが、横断が難しい方は、途中の高滝ダムで引き返してもいいかもしれません。

また、途中別のルートを付け加えてアレンジすることもオススメですので、皆様も走ってみてはいかがでしょうか?


ここまで読んでいただいてありがとうございました。 
今後もサイクリング関連のNoteをアップしていきますので、気になる方は是非過去の内容もチェックしてみてください。

それでは次のNoteでお会いましょう。


【余談】

この日は外房の方から内房の方に吹く風がつよかったので、帰りは追い風ボーナスを利用して早く帰ることができました。

皆さんもサイクリングされるときは風向きに敏感になり、安心な計画を立てましょう。

帰りの向かい風は地獄がまっていますので。。。

という事で続く。。


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