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つやつやな髪の方がいいに決まっている、なんて

こんばんは。しそゆかりです。

メイクより、服より、まず髪。
髪がつやつやしていること。
ここが一番。

そんな話をふと思い出した。
テレビの中で、50代だと言う同級生が並んでいる。
一方は髪がつやつやで、一方はソバージュの女性。
ここが一番、のあとに続いたのは「若さ」だっただろうか。だとしたらあまり思い出さなくていい言葉なのかもしれない。
若々しい気持ちは大事にしたいけど、若さに固執したくない。固執していたって結局毎年、毎日、毎時間、身体は古びていくし、年齢的な若さからは遠ざかってゆく。

ソバージュの髪の女性は、お化粧はしないと決めているらしい。だから手のかからないソバージュを選んで、そうしているのかもしれない。もっとも、わたしはその髪型にしたことが無いので分からない。
しかしお化粧周りのことに手をかけないポリシーがあると言われてしまうと、髪のつやだの若さだの気にしていた自分が途端に恥ずかしくなる。
手をかけたいことは別にあるのだから、優先順位が違うだけ。誰かの物差しに左右されないなんて、そっちの方が断然カッコいい。

とかカッコつけたって、自分の痩せた手が手指消毒でカサカサになるのは嫌だし、食生活が荒れ気味で爪が白けているのも気になる。ふっくらさせたくてハンドクリームを摺り込んでほっとする。
髪も同じで、湿気でうねって広がる髪をどうにか落ち着かせようとオイルやらクリームをつけて、なんとなくそれらしい顔をしている。
本当は、お化粧も最低限で良いし、髪にもあれやこれやつけたくないし、気にしたくない。そう思っているはずなのに気にしてしまうのは、自分だけの物差しが無いからだろうか。

そんなこと言ったって、つやつやな髪の方がいいに決まってる。頭の中で自分探しの旅が始まりそうになったので、慌ててエビデンスなど欠片も無い言葉で無理やり締めくくる。結局いくらめんどくさくたって、シャンプーをして、トリートメントをして、オイルまでつけて、眠ることになる。

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