<中国>生理、止まる
中国共産党と気持ち悪いおっさん達を除けば、中国は暮らしにくい国ではない。
そこそこの大きさの都市に住めば普通に日本のスーパーがあるし大都市になると日本人の美容師さんもいる。中華Amazonでは日本の製品も手に入るし、タクシーだってアプリで簡単に呼べてぼったくりもない。アプリで支払いもできるから中国語が分からなくても普通に生活できる。
(VPNがないと快適なネット生活が送れないのは私にとってめちゃくちゃ不便だったが)
ところが、中国に来てから生理がよく止まるようになった。止まると言うか、周期が延びていた。これまで規則正しく28日周期で「今月も来ちゃった☆」と呼んでもいないのに訪れていた生理が2ヶ月に一回くらいに減った。そしてこれまでほとんどなかった生理痛も発生した。
ある時なんかは痛みで思わずその場にうずくまってしまったこともある。
初めは年齢のせいかなぁと思っていた。
が、長期休暇で日本に帰ると途端に28日周期に戻る。
中国のほかに一年以上滞在した国はシンガポールとアメリカ。この2ヵ国ではそんな問題はなかった。ちなみに3ヵ国の中ではシンガポールが最低最悪の職場環境だったので、ストレスが原因とは言えない。
では原因は何なのだろうか。
私は食べ物だったのだと思う。
「毎日中華料理食べ放題じゃん」
と赴任前に言われたが、それは喜ばしいことではない。
”毎日3食中華料理”
パワーワードと呼びたいくらい、字面からも漂うしつこさ。
大体、日本で食べる中華料理と中国で食べさせられる中華料理は別物と言っていい。
現地で普段出される料理の7割は油に浮いている。油が浮いているのではなく、油に浮いている。もしくは油に沈んでいる。
昼食はどうしても社食だったのだが、社食のまずいこと。当然油まみれ。食べ終わった後の食器が毎回油でぴっかぴかになっていたし、食器返却口周辺の床はこぼれた油でぬるぬるしていて毎日誰かしらがすべっていた。「早くこんな生活やめたい」とうんざりしていた。
だったら自炊すりゃいいじゃん?
と思いますよね。私も思いました。だから野菜中心、オイルカットの食事を心がけようとしていた時期もありました。
ただ、野菜が巨大で気持ち悪かった……!
じゃがいもやキュウリなんてぶつけられたら大怪我するくらい大きかった。謎。どんなお薬使ってるんですかね。
唯一安心して食べられたのはゼスプリのキウイとメキシコ産のアボカドのみ。でもアボカドは大体ぐにぐにと固さチェックをされているので買って帰って切ってみると一部分がぐずぐずに崩れたものばかりだった。
中国滞在歴が長い外国人同僚達も同じようなもんで、滞在歴7年目のスペイン人は結構深刻な婦人科系の病を発症していた。
とは言っても中国人たちは健康そのもの!みたいな元気な人が多かったのでおそらく中国クオリティ(農薬とか衛生管理とか)を信用できないでいた精神状態にも左右されるんだと思う。
私はもう二度と中国には行かないと思うけど、今後行く予定のある人は日本で飲みなれているサプリなんかを持って行けばいいと思う。プラシーボも大事よ。
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