見出し画像

2021年は空気階段とオズワルドの年になる(きっと)

ちょっと前の話になるが、10/17にマイナビラフターナイト第6回チャンピオンLIVEが行われた。
優勝したオズワルド、おめでとう!

配信で視聴したが、オズワルドはもちろん他のコンビもみんな面白かった。
個人的にトップバッターのファイヤーサンダーのつかみと構成力、ラランドのネタのテンポとサーヤさんの演技力にほれぼれ。ぼる塾もすごく好きだなぁと思った。

過去大会の優勝者としてゲスト出演していた空気階段は、テレビではきっと出来ないチャ○アスネタを披露。
このネタの、もぐらさんの間とフレーズがクセになる。

えー、それ聞くぅ〜?

話を少し戻して…。

優勝したオズワルドと空気階段は同期だ。
定期的に2組でライブを開催したり、自粛期間中には一緒に配信もしたりと傍目から見ても仲良しコンビ。

そんなオズワルドと空気階段が行うトークライブ「幕張蟹」は、賞レースの決勝常連2組が集まっていると思えないほど、良い意味でゆるい雰囲気だ。

この「ゆるさ」の正体はなんだろう…?
9月・10月の「幕張蟹」を振り返りながら考えてみたい。

【9月の幕張蟹】

MCは、かたまりさん。

もぐら:光源氏の諸星です
伊藤:ハマ・オカモトです
畠中:とにかく結婚したい阿部寛です

オープニングでは、なぜか本当の名前を言わない自己紹介が主流に。
オープニングで流れた音楽が気持ち悪いというトークを挟みながら「幕張蟹」の説明。

「われわれは蟹でして…。幕張の劇場で行われるから”幕張蟹”とつけて…」
「蟹って足が10本じゃないですか。我々4人で足が8本、作家さん(の足を)入れると10本で蟹になると。後からのこじつけですが…」と、まばらな記憶だけど、こんなことを話していたように思う。

客席にいるお客さんに向かって『「お笑い見たい」と思ったら、これしか(ライブ)なかった感じですか?』と自虐気味なトークも。というのも、この「幕張蟹」ライブの前日に行われた、すゑひろがりずライブのオンラインチケットは1500枚ほど売れて、幕張蟹のオンラインチケットは70枚ほどの販売数だったとのこと…。

すゑ様の勢い、すごい…。
でも、きっと来年の今頃はこの2組のライブのチケットが取れないどころではなく、売れすぎて蟹ライブ自体なくなってるんじゃないか…とすら危惧していますよ、こちらは。

この他には、
・以前、BSフジの番組で披露したユニットコントをライブでやろう。
・この2組のファンの服装、原色着ている人あまりいないよね。
ってな話も出た。

●蟹の通し企画をプレゼンしあおう


この「幕張蟹」は、とりあえず3ヶ月連続でやることが決まっているので、お通し企画・長期的な企画を話し合おうというコーナーへ。

伊藤さんは、もぐらさんの息子「達円(たつまる)を何かの天才にしよう」とプレゼン。

ゴルフ・ドラム・サッカー・野球・格闘技…。いろいろな案が出たが、父であるもぐらさんが「サッカー選手にはさせたくない」と言っていたのが意外だった。理由は「なんか自分とズレそう…」とのこと。

「子役にさせるのは?」という案が出たときに、オズワルド伊藤さんが「沙莉(妹)と毎日テレビ電話すればいいじゃん」って言ってたのは笑った。仲良しだなぁ…。

最終的には「木琴」をやらせて「たつまるを天才木琴奏者にしよう!そのために、木琴をプレゼントしよう!」というところに落ち着いた4人だった。

他にはかたまりさん提案、お客さん参加型のクイズでポイントをためていく「オールカニー感謝祭」。畠中さんは「タラバさん一家の家系図をつくろう」というサザエさん的なコントとミニゲーム的な「蟹ダジャレ王」をプレゼン。

もぐらさんは「畠中のアゴを割ろう」という破天荒な企画を発表。
コロナ対策でつけているフェイスガードに針金をつけて生活させよう!アゴは割れてるほうがカッコいい!と持論を展開していた。

【10/14の幕張蟹】

前回の幕張蟹での宣言通り、ユニットコントで幕開け。

以前「冗談騎士」という番組で披露したユニットコントとのことだが、オズワルドがコントをしている姿だけで、レア感がある。
畠中さんともぐらさん、伊藤さんとかたまりさんといった組み合わせの
ラブシーン(?)がそれぞれあって笑ってしまった。

途中、畠中さんが歌うシーンがあるのだが、直前に「配信があるから既成の曲が使えない!」と気付き、ほぼ即興で作ったオリジナルソングとのこと。即興とは思えないほど、いい感じの曲だった。(ちなみに冗談騎士のときは、中島みゆきさんの曲を使用。)

ユニットコント後、畠中さんの曲作りの話になり「すでに3曲作っていて、4・5曲目に取り掛かり中。」とメロディ工場長トークが炸裂。
畠中さんの才能や魅力の底知れなさが、オズワルド飛躍の鍵な気がしている今日このごろ…。

●キングオブコントの話

「この一ヶ月で何があった?」という流れで、空気階段が大健闘したキングオブコントの話に。

キングオブコントで空気階段が一本目に披露した「霊媒師」。
コント内に出てくる「ラジオDJ・としやん」の声は、実は畠中さんが担当していた。

畠中さんが実演するも一発目のセリフから微妙に間違えていて、もぐらさんに訂正される。

畠中「(としやんに、なりきって)そういえば!…」
もぐ「っていうか!…ね」
畠中「家で聞いていて、俺(の声)としやんじゃないな…。もっとふさわしい、としやん(の声の人)がいたんじゃないかな…って思った。」

依頼した空気階段側も「としやんは畠中さんの声で!」と熱望したわけでなく、たまたま近くにいたから頼んだという薄い理由に驚き。ちなみにエミリの声も、近くにいた吉本の社員さんに依頼したそう。

●M-1の話

お次は、オズワルドが出場するM-1の話に。
なにげない4人のやり取りに癒やされる。

もぐ&畠中:M-1は12月のはじめじゃなくて、年末がいいよね。
畠中:年末って人生で一番幸せな時間。大晦日って、お母さん早めに風呂わかさない?
かたまり:めっちゃ分かる、紅白始まる前に…
もぐら:そこからダラダラ飲んで、食べて
畠中:自分の子どもにも味わわせたい。あの風呂を…。
伊藤:その風呂なかった。銭湯行ってた。

今年のM-1は、どんなことが起きるのだろう。
オズワルドが笑っているといいな…となんとなく思った。

●伊藤さん、モデル仕事の話

nico and…×サントリーとの企画にモデルとして起用された伊藤さん。
しかし、畠中さんは呼ばれず…。

過去に『smart』の私服企画でも、畠中さんは呼ばれず…。

もらいものだけで参戦という荒業を披露した、もぐらさんが載っていたのに…。
(『smart』編集部の方、今度は畠中さんも呼んであげてください…。)

こういった写真仕事のときや、普段の撮影でも決まったポーズってある?という話から「スターポーズ」を考えようという流れに。

伊藤さんが「芸能人になれるのかな」とつぶやいた後に、もぐらさんが「俺達は芸能人になれないよ」と吐き捨てるように言っていたのが印象的だった。

一般人の私からしてみれば、2人とも立派な芸能人だし、既にスターだ。

もぐらさんが想定している芸能人=スターは、もしかして時々ネタの中でも名前が挙がる「田原俊彦」的な人なのかなとか思った。知らんけど。

その後は「ギャグしりとり」のコーナーへ。

途中から遅れて来るでもなく、打ち合わせに全く来なかったのが、かたまりさんと伊藤さん2人というのに驚き。なかなか見れない2人のギャグをたくさん堪能させて頂いた。

●もぐらの息子・たつまる君を天才にしよう

前回の「幕張蟹」で決まった通し企画。
実際に前回のライブ後「鉄琴」をみんなで購入。(木琴は高額で鉄琴に変更)その鉄琴を持って、たつまるくんがいる北海道に会いに行くはずが、もぐらさんが寝坊したことにより頓挫。

困ったもぐらさんが奥さんに相談したところ「木琴なら既に持っている」と言われ、蟹メンバーに動揺が走る。

「え…?俺たちが用意した鉄琴は…?」

木琴にふれたときの、たつまるくん動画が公開され、もぐらさんから突然たつまるクイズが出されるという謎展開に…。(たつまるくんの動画、この前のダウンタウンDXで流れていたものとおそらく同じものだった。)
きっと、この後日談が11月の「幕張蟹」で語られるはず…。

空気階段とオズワルド2組のゆるい空気が楽しめる「幕張蟹」。
もぐらさんの息子・たつまるくんの成長が追える唯一のライブといってもいいかもしれない。

11月の幕張蟹も今から楽しみだ。

↓こちらも、よろしければどうぞ。


万が一サポートして頂けるのなら、そのお金は芸人さんやクリエイターさんのために使いたいです!!