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『甘いお酒でうがい』トークイベント~大九監督・前野朋哉さん・もぐらさん(空気階段)登壇~

公開が決まってから「観たいなぁ…」とずっと思っていた『甘いお酒でうがい』

大九監督・前野朋哉さん・もぐらさんが登壇するトークイベントが行われるということで、思い切ってテアトル新宿へ行ってきました。

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入口には作品とコラボしたオリジナルドリンクのポスターが…。

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(美味しそう…飲みたい…。でもシラフで御三方のトークは聞きたい…。)
心の中で葛藤し、珍しく打ち勝ってウーロン茶を注文。

でもたった今、画像見直して気づいたのですが…。

※お酒ではありません

ソフトドリンクだった。

アルコールにしては良心的な値段だと思ったんですよね…。
よく見ないといけない…。あぁ、反省…。

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ドリンクのことは、さておき…。
やってきました、上映前のトークイベントの時間。

舞台袖から登場されるのかと思ったら、スクリーン向かって右側の出入り口からマスク姿の御三方が登場されて、力いっぱいの拍手でお迎え。

トークイベントの内容を知りたい方は、キレイにまとめられているこちらの記事をおすすめします、ぜひ。

ここから先は、空気階段ファンとしての偏った見方のレポが続きます。
ご容赦くださいm(__)m

トークイベント開始


もぐらさんは黒マスク姿で登場。
おぎやはぎの矢作さんがラジオで「可愛い」と絶賛していた、もぐらさんのマスク姿はこれか!!!と、感動が上乗せされる。

ちなみに、もぐらさんの横顔を見るとマスクが飛び出しているように見えた。
おそらくマスクの形状なのだろうけど「何か入ってる…?」と凝視して、こんなスケッチまでしてしまった。

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「どうも、インディ・ジョーンズのパコです」と小粋な冗談自己紹介をする、もぐらさん。

ここのところお笑いライブの挨拶では「どうも、江口洋介です」とか「どうも、光GENJIの諸星です」と90年代イケメンの名を出すことが多かっただけに「お?」と思う。

ちなみに映画鑑賞後「勉強不足で申し訳ありません…」と思いながら「パコさん」をググったら思いのほか、もぐらさん寄りの方で笑ってしまった。

「進行役は普段やらないのですが、芸人ということで今日は私がMCをやらせていただきます。めちゃめちゃ緊張しています。」と、いつもより引き締まった表情のもぐらさんからスタート。

しかし数分後にはパチスロトークをイキイキした表情で話していて、さすがだな…と思った。

そして大九監督から溢れ出る、芸人さん愛…ひいてはもぐらさん愛にもほれ惚れ。もぐらさんの足の軟骨を気遣う映画監督は、この国では大九監督だけじゃないだろうか…。

トークイベントの話の中で個人的にビックリしたのが『時効警察』空気階段ゲスト回より以前に、この『甘いお酒でうがい』の撮影が行われていたということ。

なので『甘いお酒でうがい』の撮影日が、大九監督ともぐらさんのドキドキ初対面の日だったそう。

また、前野さんが言っていた「大九監督だけ、寄りで撮ってくれる」という言葉も印象的だった。『甘いお酒…』では前野さんだけでなく、もぐらさんも寄りで顔が映っている瞬間があり、(そんな心配不要なのに)思わず口血が出てないか心配してしまった。

そして「芸人さんと役者さんの違いは?」という質問に対して大九監督も前野さんも、もぐらさんを褒めること褒めること…!

『時効警察』では、もぐらさんが誰に言われたでもなく白目になったシーンがあり、その瞬発力をお二人とも絶賛。
大九監督いわく「芸人さんは(演技の)手数がある。対応力が素晴らしい。安心感がある。」ともおっしゃってた。あと「芸人さんは、本当はマジメでめちゃめちゃ練習してきたのに悪ぶる(何もしてきてません的な)ところもチャーミング。岡野陽一さんとか…」と岡野兄貴の名前も登場。

トークの終盤には「もぐらさん主演のショートムービーのプロットが既にあり、企画としてプロデューサーにも出してる」と言う大九監督。
「ぜひぜひ、実現してほしい…!」と強く願うと同時に、すっかり大九監督のファンになっている自分に気づいた。

感激のフォトセッション


「最後はフォトセッションですね〜」と言いながら席を立つ3人。
メディアの方や関係者のみが撮影できる時間だと思ったら、まさかの「観客も撮影OK&SNSでぜひ拡散を…!」という太っ腹な神対応に震える。

すっかりスマホをカバンの奥にしまってたので、あわあわしながら取り出して撮影した画像たちがこちら…。

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御三方の美しいお辞儀でトークイベント終了。
映画の上映が開始されました。

『甘いお酒でうがい』感想(箇条書き)

・トークイベントで御三方が共通して言っていたけど、黒木華さんの若林ちゃん役が可愛すぎる。「何月の給料日が好き?」のシーンや、新しい財布を見せながら歩くシーンなど、すべてがチャーミングすぎた。(前野さんが言っていた「この子、何か裏があるんじゃない?」と疑いたくなる気持ちすごく分かった。)

・身近な人もそうだし、身近な物も大事にしよう…と改めて思える素敵な映画だった。

・日常の小さなこと、大事なものを意識せず擬人化してしまうところ大共感。

・シソンヌ・じろうさんスゴイな。原作、読みたい。

・空気階段の踊り場、KOCの生放送回(#179)の終わりのもぐらさんじゃないけど、「ひとりじゃないぜぇ〜!!!」ってメッセージも、そこはかとなく感じた。

・3人の車の中のシーン好き。光の差し込み方、キレイ。

・自分が以前住んでいた近くの駅や駅周辺がロケ地として使われていたため、松雪さん演じる川嶋さんに、異常な親近感がわいた。
(この駅『時効警察』でも『おっさんずラブ』でも使われていた。ロケのメッカだなぁ。)

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優しすぎて色々考えちゃう、あの人やこの人に観てほしい映画だな…と思った。そうやって思い浮かぶ人がいる事自体、幸せなことなのかも…。と『甘いお酒…』マジックにかかり、柄にもないことを思いながら帰宅しました。久々に心あたたまる帰路でした。

最後に…。
トーク&上映というスペシャルなイベントを企画してくださり、ありがとうございました。

「観たいと思っていたけど、まだ観れていない…」という人は、ぜひ早めに映画館に足を運ばれることをおすすめします!


万が一サポートして頂けるのなら、そのお金は芸人さんやクリエイターさんのために使いたいです!!