米が食べたい。
当たり前に食べていた、日本の米。
こんなにも恋しくなるだなんて思ってもみなかった、、
こちらにも米は売っているものの、日本の米はもちろんなく、細長い米が主流。しかし丸い米も一応あって、sushirisもしくはgrötrisという名前で売っている。名前は違くとも中身はほぼ同じ、sushirisはその名の通り寿司を作るための米として売っているが、少量で値段が高いので私は専らgrötrisを買う。
しかしそれも似て非なるもの、というか似ているのは形のみ。少し小さめで色はくすみ、すぐに割れる。お粥用(砂糖と牛乳で煮るのが一般的)の米なので仕方ないけれど、、
スウェーデンにもアジア食材の店はあるけれど、もちろん私の住む地域にはない。幸いネットの荷物は届くのでたまに買うものの、いかんせん高い。日本の2倍から3倍くらいかな。
1週間ほど前、母が米を送ってくれたというので今か今かと待っているが、遅い!アプリで見ると、いつも通りスウェーデンに到着してから止まっている様子。こっちからこの前送った時は1週間以内に届いたのに、、いつものことだけどがっかり。
我慢できずに仕方なくまたgrötrisを買って炊く。
しかし、、、
お釜の蓋を開けて香ってきたのは、ラッパのマークのあの薬の香り、、、だと?
嘘だろ、と思わず蓋を閉めて、頭の中ではあのラッパのメロディがぐるぐると、、
冷めたら少しマシになったものの、やはりほのかに香る。うん、不味い。
私が買う米はロットによって生産地が替わるためか、同じ米でも当たり外れがある気がする。それでもやっぱりあまり美味しくないので、普段はカレーとかチャーハンとか味が濃いものの時だけ使っている。
日本の米がこんなに好きだなんて、やっぱり私は日本人だなぁ。とつくづく感じる。作ってくれる農家の方に感謝しかない!
日本の米が届いたら、白米炊いてたくさん食べたい!それが今の私の最高の贅沢。
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