婚活日報#1

あいたたた・・・から始まる婚活日報。
ぼんやりしてたらあっという間に36歳になってしまった
特にモテたことのない恋愛ご無沙汰女子(!女子!)の婚活体験記、および雑感。
頑張るべき?頑張らないべき??一体なにを頑張るべき!?
ゴールインできるのか。・・・私のゴールはどこなのか?
といった趣旨の日報です。

お見合い写真、ワンピの迷宮。

「では、次回面談までにお見合い写真を撮って来てくださいね。」
「絶対プロの写真屋さんに撮ってもらってね。」

8月某日、入会契約締結後、結婚相談所の担当さんに言われた一言。
言われても困る。とても困る。
何せ子どもの頃からの写真嫌いで、集団写真には渋々混ざるものの、
被写体になるのは徹底して避けて生きてきたのだ。
それをプロフィール写真・・・だと!?

泣きたい。

とはいえ写真がなければ始まらないので算段する。
私は基本的に真面目なのである。

知り合いに写真家さんがいたのを幸い、恥を偲んで
「婚活用のプロフィール写真を・・・」と依頼すると、
「お見合い写真ね!!了解」的に快諾された。

お見合い写真・・・理解が早い。さすがプロ。
お見合い写真・・・理解が遅い。さすが私。
折れそう。

折れていても始まらないので、着ていく服を考える。
お見合い写真・・・何となくコンサバなイメージがある。
ワンピースやブラウス?まさか振袖??今どき・・・?

ググってみる。(Google先生は笑わないのだ)
写真と一緒に、アドバイスが続々と出てきた。
いわく、

・カジュアル過ぎるものは避けて、コンサバにまとめて!
・自然体が一番!自分らしく、リラックスできる服を!
・絶対パンプスで!スニーカーはNG!
・ワンピースがおすすめ。もしくは、清楚で品のあるブラウスとスカート!
・パンツもOK!自分らしくね!
・絶対白がいいよ!/白は他と被るから避けて!
・黒、青、ネイビーはNG!やっぱりピンク!女性らしさアピール!
・アクセサリーは華奢なものを!(高そうなのは引かれるよ!)
・化粧は絶対ナチュラルメイク!(つまりは目立たないフルメイク!)

どうしろと言うのか。やることが多過ぎる。

みんな悩むのであろう、
画像検索に出てくるような「お手本写真」は大体一緒だ。
斜め30度に立ち、髪は下ろしてゆる巻き、品よく開いたデコルテに
白や明るい色の服、前で軽く組み合わせされた両手。
そして確実に、優しそうな笑顔。

就活写真かな、と思う。ある意味、就活的なのかもしれないが。

右を倣えの統一感には抵抗を感じつつも、
この(馬鹿みたいな)写真の第一印象が
お見合いに繋がるかどうかの重要な鍵なのである。
悪目立ちして、せっかくのご縁を潰したくはない。
写真代もタダではないのだ。

つまりは最適解が用意されている。
お洒落素人にとって、それはある意味で喜ぶべきことだろう。


そう自分を納得させて、はたと気づいた。

ワンピースを持っていないことに。

(気が向いた時に続く)

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