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【和コンピ】ご挨拶とオーディションの喜ばしい話、厳しい話【Grater Records】

幼少の頃、和楽器と音楽に触れてから高校でバンドにはまり、卒業後アメリカの大学へ留学。現地で音楽をしててわかった事、音楽は最高のコミュニケーションだと思った。
セッションやパーティー、楽器屋さんなどでどれだけのミュージシャン達と音を通じて接しただろう?アメリカは沢山の人達が沢山の国から集まっていて、音楽を愛する人達も沢山居た。文化や言語、あらゆるものを超える力もある「音楽」を更に好きになった。

初めまして。Grater Records及び、山葵音楽学校で音楽プロデューサーをしているヘットフィールド師匠です。三次元に赴く時は音楽家の坂本マニ真二郎の体を借りております。

まだアルバムタイトルは発表されていませんがVTuberとリアルメジャーアーティストによる「和コンピ」の制作が発表されました。予定では来年2月のリリースです。
このアルバムはテーマこそ新たな「和」の表現ではあるけど、冒頭で書いた様なコンセプトであらゆる人達が参加して成り立つ作品です。

と、いうかそうしたかった。
キャリア、性別、年齢、国境、言語、他、関係ない。音楽が全てです

僕はそんな冒頭で書いた様なコンピアルバムが創りたかったわけです。
国境も関係ないからもう、地球規模だよこれ、冗談抜きに。国内と海外で!と謳ってますが僕の中では宇宙に向けるくらいの気持ちで響かせたい。どうせやるならスケールは大きくだ。宇宙人も聴いてくれ。

そんな想いも持った僕ですが、既に賛同してくれたアーティスト達、リスナーの方達、関係者の方達、沢山の人達には先ず感謝の気持ちを伝えたいです。

始まったばかりだけど本当にどうもありがとう。

今はクリエイターチームで和コンピ楽曲のデモ音源を制作してます。面白い楽曲もどんどん生まれてますので楽しみにしててくださいね。


さて、今回初めてのnoteによるオーディションの補足説明みたいなものになるわけですが、かなり正直に突っ込んだ事まで書いてみたいと思います。

今回はオーディションにあたってのポイント、喜ばしい話と厳しい話をします

あくまで補足なのでもう既に規約を読んで申し込んだ人達もこれから検討する人達も既にわかってくれてると信じてます。
今回の和コンピはメーカーさんや企業さんも絡んだりするので、規約もしっかりしたものを用意してますが、僕からもなるべくわかり易く補足します。
あんまりお堅いのは読むのもきつくなると思うので、ここでは割といつもの感じでフランクにも話したいと思います。僕個人の気持ちも綴りつつ…

それなりに覚悟して書かなくてはいけない

それは喜ばしい話だけでなく僕の苦手な厳しい話も両方はっきりと書かなくてはならないと思ったからです。あまり重くなるのは嫌なので極力配慮しつつお話します。長文になりますがお付き合いくださいませ。


先ずは喜ばしい話からしていきます(得意な方から)

オーディションの募集枠は決して多くないですが

性別年齢等は関係ありません(未成年の方は必ず保護者の方の許可をもらってね)
新人さん、人気ライバーさん、歌い手さんでも大丈夫です

この様に間口をかなり広げてます。ここは拘りたかったところの一つです。大手の音楽系オーディションだと制約も少なくないんですよ(特に年齢の壁)。こちらも大手が絡んではいますが我々はその辺でもチャンスを与えたいと思いました。
そして、我々のプロジェクト関係者は歌だけでなくアクティビティなどもチェックし総合的に審査して判断します。

選ばれるのは新人さんかもしれません、既に人気の方かもしれません、我々にもわかりません

どこかの企業が絡んで、社長からうちの娘を頼むよガハハ!みたいな出来レースも無いし(僕が許さん)、全員新人さんかも?それとも全員人気の方かも?両方??
我々の求める「いいな」と思った方を選びますので、本当に全員にチャンスがあると思ってください。

例えば新人の方、スキルが足りなくても我々が感じるものがあれば選びます。決して歌唱力があるから選ぶわけではありません。どうせ落ちる…なんて思わないで?本当に誰が選ばれるかなんてわからないし、動く事が大事です。僕は音楽家駆け出しの頃、地獄の様にコンペで落とされまくって(約一年間)それでも経験して良かったな、と思えます。無駄な事なんてないです。そこは当人のマインド次第もありますが、先ずは一歩踏み出してみてください。

それと既に人気ある方、個人勢でも企業勢でも規約に同意してくれたら参加できます。きっと新たに注目されたり、キャリアアップやご自身の更なる飛躍に繋がると思います。

次にこれも参加者の方にとって大事な事ですが

このオーディションではお金は一切かかりません

都内に近い人は歌唱の際のレコーディングスタジオはこちらが手配します。これもお金はかかりません(スタジオまでの交通費はご負担くださいね)。
遠方に住んでいて都内には交通費もかかるので行けない…って人はそちらで歌録音できる環境を用意してください(そこだけはお願いします)。データのやり取りで何とかなります。今コロナの影響で実際レコーディングの仕事もオンラインで行う事も多いです。

そして、我々は実演費の支払いも考えています。恩着せるつもりもないですが、話が進んでいくとお金がかかるオーディションが多い中、あまり無い事をしてると思います。


そして、次の事もきちんと伝えておきたいです。これは決して上からの物言いではないのですが

制作チームの殆どのメンバーは各界第一線で活躍しているプロであるということ

クリエイターも新人からプロまで、実力もあり尊敬している人達に参加してもらってます。この制作チームに…更に凄い方も加わる予定です。作家もプレーヤーも素晴らしい方達が控えてます。

各クリエイターの詳細はGrater RecordsのWEBサイトなどで調べてみてね。とにかく、エンタメ界で鋭く&長く飯食ってる人達ですから。僕の大好きな人達ですから(これも大事)

楽曲にも期待していてください

制作の際に誰もが自信をもって手掛けるのは当たり前な事ですが、僕はこのメンバーのスキルもセンスにも信頼があり、誇りにすら思ってます。強力なバックアップが存在していると思ってくれてもいいです。

そして、更に大事な事

ただ、コンピアルバムを出しておしまいではない

作品を創った、出しただけでは駄目ですよね。当然、プロモーションが大事になってきます。我々は様々な事を考えています。

それも国内はもちろん、海外も含まれます

AR技術を使った国内外での配信、等身大巨大LEDモニターを使った新たなプロモーション、海外には沢山の有名なコンベンションがあるのをご存じでしょうか?僕自身もフランス、イギリス、アメリカ、韓国でライブを経験し、海外経験豊富なスタッフも関わってるので大きな展開にすべく動いています。


次に、厳しい話をします


喜ばしい話の反面…ぶっちゃけここまで読むと良い事づくしな気もするけど、厳しい話もトラブル回避の為にも書こうと思いました。主にお互いの責任の話になると思います。大抵の人がわかってくれてると信じているし、賛同できなければオーディションを受けなければ良いだけのシンプルな話ではあります。最初に正直に潔く書いた方が良いかなと

まず極々あたり前な話からすると

この企画自体、慈善事業でも何でもないという事

参加が無料なだけに、その気軽さからトラブルも生まれ易いです。
大きな志や想いの企画ではありますが、あたり前の様にお金も労力もかかってます。もちろん、これからもかかります。

無料で行うリスクってめちゃめちゃ大きいんです

既に我々は今回の為に当然お金と労力をかけてます。道楽でやるつもりなんて毛頭ないし、純粋にこの界隈、音楽全体を盛り上げたい気持ちが根底にあるわけですが、その為の「投資」も既にしているわけです。企業と同じに組織としての責任も伴ってきます。

応募者にも良い意味での責任を感じてもらいたいのです。

これは過去幾度となくオーディションに関わってきた経験からも話してます。具体的にお話していくと先ず…

途中で辞める、気が変わった、等で投げ出す方は応募しないでください

例外はありますが(不幸など)こういうマインドの方とは我々は一緒にはできないです。
無料故の気軽さから責任感が欠如してる方が「一部」居ます。エンタメ界ならではの問題とも言えますが、組織の体制は巷の企業となんら変わりません。

あと、未成年の方は募集規約もこの文章も保護者の方と一緒に読んだ上で必ず保護者の同意を得てね?このトラブルも稀にあります。
とにかく、今回の我々のプロジェクトは沢山のプロの方や企業さんとタッグを組んで動いてるものですので、互いのリスペクトと自分自身も重要なポジションに居るのだという事を理解しなければ成立しないです。

そこで先ず大事な事は…

今回の和コンピオーディションは自分が世に大きく出るチャンス!
そして、自分も盛り上げる事に貢献したい!

自分のキャリアを上げたい!という貪欲な姿勢でも良いです。そういう、こちらもプッシュしたくなる様なマインドの人であって欲しいです、大歓迎です。
我々もそうであり、そういう人間が大好きですよ。こちらからのリスペクトも生まれるし自然に応援したくなります。

うーん…ちょっと違うな、と事前に少しでも思ったら応募はやめましょう

後々、鬱積したりしてくるのでお互いで辛くなるだけです。
更に突っ込んで書きます

権利は?お金は?分配は?ばかりに考えが先行する方も応募はやめましょう

このマインドが強い方も固くお断りします。
権利は大事な事です。ですが、その事が悪い意味で先行してしまっている方もやはり「一部」居ます。

少なくとも僕はそんな事ばかりにフォーカスしてる方とは一緒にやりたくないです

正直、そのマインドだと萎えます(苦笑)
我々は我々ができる事は全力でサポートします。レコーディングにしても、プロモーションにしても…どーだ!というくらい少しは自負があります。そこには参加する人達にも喜んでもらいたい気持ちがあるからです。
それと引き換えに楽曲やマーチャンダイズの権利は我々が保有します。そこはギブアンドテイクと思ってもらっても良いです(これはオーディションに参加される方のみの話です)。

これはお互いに言えますが、何でも与えて貰おうという考えでは成立しませんし、信頼関係も築けません。

ここに不服のある方、譲れない方は応募しない様に(既に応募してる方で辞退したい方はオーディションが終わる前にお手数ですがコンタクトよりその旨を伝えてください)

ここで僕から最も苦手なアドバイスを一つ(普段アドバイスって絶対しないのよ)

例えば、もしあなたが新人さんだとしたら、これから広く大きくなりたいと思っているならば、又は長く活動してきて伸び悩んで居るとしたら…
一度あなた自身を「投資」してみてください。
我々の様な企画者、企業、事務所、なども「投資」してます。与えて貰おうとばかりになっている人を見て、育てたり応援したくはならないです。
あ、これまで出てる「投資」の意味はもちろん、お金だけの話じゃないですよ?
お互いが切磋琢磨したり尊重したりをできないと上手くいかないです。

例えば僕の好きなVTuber達、アーティスト達はバックアップが付いていようがいまいが自らきちんと努力して動いてます。そういう人達は自然に応援したくなるし何かしてあげたいと思えるんです。
ここを読んで、クソ守銭奴め!(違げえよ)いつか見てやがれ!と、応募をやめても構わないので、そういう人達は自分で頑張って欲しいです(純粋にそう思う)。

念を押して書いておきますが

我々は慈善事業団体ではありません
自分が世に出るチャンス!自分も盛り上げる為に頑張る!そんな人を求めてます

これらは大きなポイントです。

当然、費用だって回収しながら対価としての利益は出さなくてはいけない。運営にもきちんとお金が入る様にしないと次に繋がらないんです。組織として存続、成長する為に大前提な事です。
誤解ないように補足しますが、感謝しろ!なんて絶対言いません。本当に慈善事業ではないので「理解」はして欲しいんです。我々はその分、ああ…参加して良かったな!と思える様に全力を尽くします。その為にはこういう事を正直に伝えないといけないし、クリアにしておかないといけません。


少しでも合わないと思ったら応募しない
それでもやりたい!と思ったら応募して欲しい

まとめるとこれです。
信用して?とも言いません。僕が言ったらきっと胡散臭いかもなあ(苦笑)
相性の合う合わないもあるでしょう。交友関係、仕事関係、恋人、ほにゃらら、他、相性はあるじゃないですか。
正しい、間違いの正否の話でもないので、ここまで読んでみて合う合わないでも判断してみてくださいね。

VTuberやってる人、リアルアーティストの人はどれだけお金と労力がかかってるかわかると思います。僕も実際VTuberになってみて、何十年とバンド活動してきてるので、そこだけ見たら絶対に続かない。だからこそ極力負担を与えない様にしてます。ぶっちゃけ、回収するのすら大変なんですよ(今だって不安はあります)
なぜそれでもやるのか?というと…

ただただ、好きなんです。そして、自分が楽しい!と思う事には全力でやりたい

そこに同調できる人達とね、そういう人達の為には頑張れるんです。

そんなわけで

長々と、自分にしては本当に珍しいくらい熱い事も厳しい事も書きました。

きつめに書いて見えるかもだけど「愛」をもって書きました。今回はきちんと言わなきゃいけない事ばかりなので許してね。
読む方もそうだが、書く方もかなりリスキーだよ。もう二度とごめんだよ(苦笑)
それだけ本気度が高いって表れでもある事も理解して欲しいです。

僕は自分も含めて参加する人達が楽しくやれる為に全力で奔走します!だって、みんなで成功させたいんですよ。僕一人の力じゃどうにもなりません。

とにかく、これから応募する人はここもしっかり読んで熟考して自問自答してからカマンです!殆どの人が規約などを読んで理解してると信じて…

今回はおしまいです。
長々と読んでくれてありがとう(次はもっと短くね…ボソッ)。

次回はQ&Aや参加者について、クラウンドファンディングにも触れていこうと思います!

引き続き応援よろしくお願いします。

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