獅子野美沙子

山口県萩市で地域経済活性のお手伝いをしているマーケッター/1児の母/はぎビズセンター長…

獅子野美沙子

山口県萩市で地域経済活性のお手伝いをしているマーケッター/1児の母/はぎビズセンター長。地域中小企業支援のリアルな現場のこと、日々の萩暮らし、感じたことなどをアウトプットしています。

最近の記事

「あなたがいてくれてよかった」の弊害

「あなたがいてくれてよかった」 「本当に助かった」 支援をしていて毎日のようにいただく嬉しい言葉たち。 自分のスキルを人の幸せに使いたい。 これからの人生は人のためになることをしたい。 そう思ってはぎビズのセンター長になった私にとって、 これ以上のインセンティブはありません。 しかし、同時に弊害もあります。 無意識に自惚れていくのです。 すごい、ありがとうの言葉をいただくことが当たり前ではないこと。 そのために日々努力をし続け、挑戦をし続けなければならない

    • 地域が元気になる唯一の方法

      こんにちは。 この記事に興味を持ってくださりありがとうございます。 山口県萩市で中小企業や起業家支援をしている施設、 はぎビズでセンター長をしている獅子野と申します。 2020年に東京から萩市へ移住し3年間が経過しました。 今まで約1,500件のご相談を受けてきて、地域を元気にする唯一の方法はこれだと 改めて認識できたので、自分の現在地点備忘録として書いておきたいと思います。 1、地域の中小企業の現状 みなさんはローカルの中小企業支援ってどんなものだと思いますか? 面前に

      • 地方で使うビジネス横文字はかっこよくない

        山口県萩市で中小企業支援の仕事を初めて、はや2年が経ちました。 大阪東京でキャリアを積み、バリバリ働き、地域のお役に立ちたいと移住してきてから思い知ったのが、都会と地方の言葉のギャップでした。 セミナー講師に呼んでいただき、質疑応答に理路整然と答えた!と思った際に聴講者から吐き捨てるように言われたのが、 「あんたの言っとることは横文字ばっかでわからん!」 がーん、と頭を打たれたような衝撃。 「そんなに横文字使ってたっけ?」思い返してみると、回答で使った単語は「プロフ

        • 2歳息子と山口県萩市へ転職&移住してみた

          2020年1月。 東京から山口県萩市に、2歳息子と移住してきました。 今回は幼い子どもと萩市に移住してどうだったか?を書いてみたいと思います。 私が萩市に移住した理由は、どうしてもやりたい仕事があったから。 一度言い出したら聞かない私の性格を主人もよくわかっているのか、 主人を東京に残しての母と子2人の移住を応援してくれました。 (2022年現在は主人も無事合流!) 今までの商品企画やブランドマネジャーのキャリアを捨てて、 後ろを振り向かない覚悟で移住してきま

        「あなたがいてくれてよかった」の弊害