【#104】初めて商売してみたら学びしか無かった
士心の運営を2月から始めて早8ヶ月目。「今までは商売ではなかったん!?」というツッコミは置いといて。。。笑
今までイベントは投げ銭とか、食事はギフト食券とかで、価格を自分で決めたことは無い。それも商売の一つなんだろうけど、自分の中で商売という言葉はしっくりこない。なんだろうこの感覚。。。。
売るというよりかは、与える感覚に近いかな。返すも返さないも自由なので、売ろうとかも思わないかな。。。
ある意味、投げ銭とかギフト食券とかは怪しまれるので初めましての方にはハードルが高い。
以前直接お店に投げ銭制のことを聞きに来て下さった方がいた。直接話さないと伝わりづらい。時間がかかる。
でもそこにすごく重要な何かがあると私は思っているから、めんどくさくても怪しまれても大切にしたいと思っている。
この世の中に、自分で価値を決めて払うことがあるだろうか。
でも一度だけ、価値をきめる経験があったとしたら。考えるきっかけがあれば、一つの商品を見るときの視野が変わる。
私もその一人。
今までは安い、高いの視点だったけれど、自分で価格を決める際、その商品の背景、原価、人件費、場所代などいろんな物差しから判断した。その思考のプロセスを一度踏むと、レストランに入ったときも値段の付け方に目が行くようになった。
安すぎると、その理由を考えるようにも。
そんなきっかけを士心では作りつづけたいとは思っている。
そんな中、今日はありがたいご縁から日頃つくっているおからスイーツを販売する機会をいただいた。
値段をつけるか。投げ銭にするか。はたまたギフトするか。ぎりぎりまで考えた。
最終その場で決めようと思い、結局値段をつけて売ってみることにした。
自分の中でMAXつけられた値段が一個150円。
最初買って頂いた方に絞り出した声で「ひゃひゃひゃ。。。。150円です!」といったら、「え!安!!」と意外な反応をいただき。。
その時初めてそれが安いのだと認識できて。。。(ほんま素人のけーきなので。。。)
これでと200円いただいた。
そこから言い値にしようかな。。。とまた悩んでいると、
値段をつける意義についてすごく腑に落ちたお話をして下さった。
「値段をつけると、商品をその値段に見合うようにしていくやん。それって商品自体がよくなっていくきっかけになんねんな。もの作りしている身からすると値段って大事やで~」
そうだなと思った。
ありがたいことに、もっと値段高くてもいけるでといっていただけた。
それならその値段に合うぐらい必死になってパッケージも中身もクオリティーを上げていこうと思う。
値段をつけるって色んな意味があるんだな。学びしか無いな。
今後どうしていくか改めて考えるきっかけとなった。
なんとすぐ売り切れで、テンションMAXで撮りたかったこの写真を人生初とってみた。
あれ?なにか変笑
まぁでも、このケーキを通して色んなものを買えた気がする!完買でもいいや笑
最後の2つ買ってもらえた時の拍手は忘れへんなぁ〜。まじでありがたい!もっと色々チャレンジしてこっと!!
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