【＃０３】ビジネスに対する違和感　byマイ

私は自分の心にスッと入る感覚を大切にしている。気持ちが入らないものは、何をやっても中途半端になるからだ。

高校の新聞局では、「学校をよりよくしたい」という強い思いがあった。だからこそ、学校全体になにを訴えかけたらよいのか、自分の腑に落ちるまで考え続けた。すると、取材、企画、編集等、どれも全力でやりきることができた。しっかり自分の気持ちを持つことで、その後の行動に大きく影響することを学んだ。

経営者となると自分の思いとは別に、ビジネスとして人と接することがでてきた。といっても私の中で何がビジネスなのかまだまだ分からない。

だが、ビジネスを意識すると何か違和感がある。人と話す際に利益を考える自分がいるので、ぎこちない話し方になる。お店の人に親切にされても、「裏では何か考えているのでは」と、一歩身をひいて考えるようになった。

私は正直に生きたいからこそ、本音で人と向き合いたい。利益を求めるが故に、相手を変にたてたり、その時だけ親切に接することはしたくない。

ビジネスとはなにか、これから問い続けていく中で自分なりの表現を見つけていこうと思う。