長時間労働ができずにどう戦うの?

先日、会社の少し上の人と話をしていて、疑問に思ったこと。
昔は、戦略や戦術が多少まずくても、人口が伸びていたから市場も伸びて事業も伸びた。それに人員構成も若く法規制も甘かったので、労働時間が無尽蔵にあったから、長時間労働という力業で何とでもなった。
しかし、これからはそのマインドセットは、社会的なレギュレーションが許してくれないし、人を引きとどめることもできずに事業は衰退していってしまう。ただ、これらは巷でもよく言われていることだ。
他方で、限られた時間の中で、最大トルクを引き出しながら、高いパフォーマンスを発揮するのは、かなり脳みそで汗をかかないと達成できないと思う。それは本当に、みんなが出来ることなのだろうか、と不安になった。
個人としてはできる限り、環境に適応しようと思うけど、ボリュームゾーンのところでそれは実現できるんだろうか、もしできなかった社会的な攪乱要因になりはしないだろうか、という一抹の不安がよぎった。
長時間労働ができる、というのは、ある意味、楽な部分があって、時間を掛けて取り返せる、というのは安心できる部分もある。
生産性を高めるためには、テクノロジーを活用しなければいけないこと、そして旧体制のままで逃げ切りたい年老いた抵抗勢力とのコンフリクトが避けられないことの2つと直面しなければいけない。中々のハードなテーマですね。

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