『ソウルエンジン』

(Call & Response)
[C]「人間は愛の種だろっっ」
　　[R]「いぇーいっっっ」
[C]「愛をたっぷり持ってんだろ」
　　[R]「いぇーいっっっ」
[C]「恋人を愛してんだろw」
　　[R]「いぇーいっっっ」
[C]「あろうことか、愛人を愛したことがあるかもしれないw」
　　[R]「いぇーいっっっ」
[C]「ではでは、Brothers and Sisters、
　　旦那や女房をまだ愛しているかっっっ!?」
　　[R]「いぇぃ(汗」

このごろ少し君が分かった
ぼくとは違う人間だと分かった
ゲロゲロゲー　ゲロゲロゲー
岩より固く厚切りパンよりあったかい
女心は不思議なものなんだよね 
ゲロゲロゲー　ゲーロゲロゲゲゲゲ

ソウル エンジン　ソウル エンジン
ソウル エンジン　
君を大事にしよう
君を大事にしよう

貧しきときもぼくらは凛々しかったよね
蛍みたいな希望を追いかけた
ゲロゲロゲー　ゲロゲロゲー
いわゆるなんつうか天邪鬼なんだよね 

新年早々レトルトカレーあっためて
ゲロゲロゲー　ゲーロゲロゲゲゲゲ

(恋女房)、ソウル エンジン　
(だけど古女房)、ソウル エンジン
(恋女房)、ソウル エンジン　
君を大事にしよう
君を大事にしよう

愛の蛇口はジャージャー出しっぱなし
好きなだけ グイグイいきなよ
二人で歩くぜ夫婦道(めおとみち)

(恋女房)、ソウル エンジン　
(古女房)、ソウル エンジン
(だけど恋女房)、ソウル エンジン　
君を大事にしよう
君を大事にしよう
 
　(語り)
　さあ、恋女房、疲れたろ、おぶってあげるよ
　遠慮すんなって、、、、うっ、お、重い、、、
　ふ、古女房、、、

石の上にもたった三年、ソウル エンジン
溝も深いが絆も深いよ、ソウル エンジン
石の上にもたった三年、ソウル エンジン
溝も深いが絆も深いよ、ソウル エンジン

ソ、ソ、ソウル エンジン　たまにはオイルも換えて
Gotta、Gotta、人生の夕方まで
ガッタガッタ揺られながらさ、ぼくら行こうよ
古くたっていいさ、古いのに価値があるものだってあるさ
ヴィンテージワイフ!!
そうだ、こんどからきみのことを
恋女房とか古女房とかがたがた言わずにさ
ヴィンテージワイフといって胸にしまっておこう(fade out)

[セルフ解説]
恋人を愛している、いや、相手が代理可能なものは愛と呼ばないでしょw
それは恋でしょ。
だから、恋人でしょ。
相手が去っていくと同時に熱量が減っていくものは愛じゃないでしょ。

夫婦だって、別離可能だから愛じゃないかもしれないけど、
それを愛に育てていくのが夫婦でしょ、
そのながーいプロセスが
夫婦道(めおとみち)道でしょ。

だから、恋じゃなくて、
夫婦愛の歌が欲しいなーと思っていたんですよ。
そういうと、なんだか欲しい歌ばかり作っているようですが、
実はそうです。欲しい歌を作って歌っているんですよ。

で、「ゲロゲロゲー」というのは
自分と配偶者とがじつはかなり似ているけれども
それでもやはり違った人間であるという事実に気づき
驚いたときの心の叫びです。

そうだったのか!ですよ。
ユリイカ!ですよ。

いろいろと通じないところがあって
トラブっているのは、このせいなのか、と。

にもかかわらず、
「君を大事にしよう」、
このフレーズが出たときに、
人生の伴侶に捧げる歌として完成した気がしました。

でも実際に大事にし始めるのはずっと後ですw

やっぱ、作品というのは、人生を予告するんですねえ。
そして、予告された人生をたどっていくのが
夫婦道(めおとみち)道なんですねえ。