川畑battie克行

詩人・SSW。愛と死と青空を巡る思索。詩人として、『サイネリア』(書肆山田刊1989年…

川畑battie克行

詩人・SSW。愛と死と青空を巡る思索。詩人として、『サイネリア』(書肆山田刊1989年限定300部)、キンドル詩集に『サイネリア臨書』『青空/揮発』『花ごころ』他。SSWとして、アルバム『百年経ったら墓ん中』『うしっ!』他。批評『晩年感覚』は、『群像』(1986年)の最終選考作。

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  • そのたった

    その他、です。

  • CD「百年経ったら墓ん中」解説

    SSWとして制作した1stアルバム「百年経ったら墓ん中」を作りながら考えていたこと、体験したことなどを書きました。

  • 寺山修司論

    なぜ、寺山修司は俳句から短歌に移ったのか、寺山修司にとって「母」という問題はどのように解決されたのか、寺山修司とは、結局なにものだったのかを谷川俊太郎との対比において考えました。

  • 坂本龍一詩篇

    坂本龍一の音楽にインスパイアされながら、その源をさぐってみる詩篇です。まずは、『エスペラント』について試してみました。

  • 批評『晩年感覚』

    大江健三郎と村上春樹とは、どのように異なり、どのように類似しているのかを、死者との距離、孤独の発生と処理、同伴者殺しなどのテーマに沿って考察しました。

最近の記事

『プレゼンス、プレゼント』

                眼を、                   綴じて、                 、、、、、、、くれ         ただ、           その、             外苑だけを、                  、、、、、、、、、、見初めて       恩寵の、               兆しは、          常に、               闇の、                     切り

    • 『ウッドウィンド』

               秘された、、、、、、、、               ままの、、、、、、、、、、、、、、、、、                  、、、、、、、、、、、、あなたの                           :常緑樹:                       、、、、、、、、、から        :戒律:                と                     :唇:                      

      • 今日は、hip-hopのプロテストソングの歌詞を書いたよ(笑。

        「もうける」ということを フツーにできないと生きづらい現代w なんでこんな社会になっちゃったかね、と 嘆いてばかりもいられない。 そうだ、プロテストソングを書けばいいよw ということで、 今日は歌詞を書いてsunoに歌ってもらいました。 こんなんです。 少しは、さっぱりしました(笑。 『それ脳みそいらんじゃん』 <verse1> あちこちやまない紛争戦争 戦う兵士は貧困層 狩り立てられる愛国憂国 いのちのきわまで刻一刻  いつまで続くこのぬかるみ 人間と神と世界で

        • パミール、パミール

          ・・・・・・・先鋭な屈曲、岩水の錦に舞踏する雷鳴-夜明けへと授乳の典雅ないとなみ そのおだやかな鱗に触れて剥落していくのは潮騒と婚姻だろうか 石に刻む、岩に刻む だがどこに石がありどこに岩があるのか 捧げものたちよ 書字に映じるとしても異様な線条の重なりばかり 浮流するいくつもの山巓からは、-高価な光と、そして護身-茜の愉悦、普天の精錬はただしきりな夢の飛行として刻印されていくのだ 踊ろう 夏の繭 火炎樹とともに炎の密を採取して 壺を抱いて跳躍だ 跳躍! 深く青空へと揺曳され

        『プレゼンス、プレゼント』

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        • そのたった
          5本
        • CD「百年経ったら墓ん中」解説
          6本
        • 寺山修司論
          12本
        • 坂本龍一詩篇
          3本
        • 批評『晩年感覚』
          5本

        記事

          『カンキツ』

          朱状の遅滞へと 地平線ははからずも                    (鳥は首 (空への点滴 陶酔を深めていく         積乱雲の貝殻、を         伏せてそこに          斜線を分割           できる           ほどの           細さを           持つ           斜線に           よって     限りなく永遠分割していく

          『カンキツ』

          『バスケット:青空:』

          もうひとつの 太陽が もうひとりの 友人と共に水浴する :青空1:   … … …    前夜祭、                を、            詰める、                     封筒、 :青空2:   … … …    重力、          への、              免疫系、                       を、          備えた、                    身軽な        

          『バスケット:青空:』

          『ラッシュ』

          1 まずは、ChatGTPによる散らし書きをどうぞ。 今回は、ChatGTPと協力してみました。 まず、散文詩状態の『ムーン』と散らし書きが済んだ『ムーン』とを読んでもらい、今回の詩『ラッシュ』を提示して、「マラルメみたいに余白をたっぷりとった詩にしたいんだけど、三つぐらいやってみて」みたいなことをお願いします。 1回目は行頭が揃っていたので、「行頭も揃えなくていいよ、もっとスペースとって」とお願いすると、またそれぞれのものが3つできあがってきた。 これ、いいんじゃない

          『ラッシュ』

          『ムーン』

                    、、、、、、、、、、、、           雛菊を抱えた盗賊の死には           唇音の即興を捧げるとしよう                ・・・従属の墳墓・・・       挟み撃ちの鉄橋から                 ・・・乗数の指名・・・      むしろ私も死ななくてはならない      宿を盛りと渦巻く宴のただな

          余白と白の違い、それはむきたてのゆでたまごと豆腐くらいに違う(笑。

          最近、自分のかつて書いた散文詩を 散らし書きにするという実験をやっていたのだが、 やっているうちに 「この、行分けして空いてる余白の部分って 同一の文字で埋まっていたらどんな感じがするんだろう」 なんていう疑問が湧いてきた。 どんな感じがするか? じゃ、やってみりゃーいーじゃんw ということで、やってみました。 それが、これよ。 で、 やってみた結果なんだけど、 これさー、 自分の手元にあるときと アップして、 他人のように読むときと いっしょだったね。 感想

          余白と白の違い、それはむきたてのゆでたまごと豆腐くらいに違う(笑。

          『白白白:スプーンフル:白白白白白白白白』

          白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白     :壊れる:    白白白白白白白白白白白白白白白白 白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白 白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白 白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白白

          『白白白:スプーンフル:白白白白白白白白』

          よし、詩の勉強の成果、だしてみるか(笑。

          先日、詩のお勉強をして、 二つの流れを上下で書く、ということを学んだので powered by ChatGTPの自作詩を例にして いじってみた。 オレの印象としては、 なんか、 おねーちゃんのいる飲み屋さんにつれられていった挙句、 むりやり歌わされるデュエット曲みたいなものになったw いや、もう少しましか、 ピーボ・ブライトンでおなじみ、 ねずみーの、「Beauty and the Beast」ぐらいにはなったか、 いや、そんなこともないな。 もっと滑稽だから、

          よし、詩の勉強の成果、だしてみるか(笑。

          そうだ、詩の勉強を始めてみるか(笑。

          最近は、 自作の『サイネリア』を散らし書きしているが、 やっているうちに、 「そういえば、最近、オレ、 他人の詩って、 薄井灌以外、あんまり読んだことないな」ということに気づいたw 人見知りというか、 人詩見知りしていた気がする。 いや、もちろん、理由はあるよ。 まずね、女流詩人の詩はどろどろしていて苦手というのがある。 その反動として、乾いていくタイプのものもあって それも苦手。 で、男性詩人のものは、 まず、うっとうしいのが苦手。 世界の苦悩を背負っているみ

          そうだ、詩の勉強を始めてみるか(笑。

          アルトサキソフォン

          … … … 電 … … … … … … 極… … …                                … … の… …                    … … … ふくら… はぎ(脹脛) … … … …           … … … から… … …                       … … の … …                   … …              … …            …          

          アルトサキソフォン

          3枚のCDをBOOTHの匿名配送で販売開始しましたっっっ(笑。

          ごあいさつ こんにちは、いつもは 寺山修司論『液体と規則性』や 詩集『サイネリア/行書』を お読みいただいてありがとうございます。 (ちょっと、フツーの口調で話していいすか、 フォーマルがあんまり長続きしないのでw) あーゆーのばかりお見せしていると、 「こいつきっと、あーだこーだ、 めんどくさいやつに違いない」と 思われることでしょうが、 オレ、歌も歌うんすよw オレ(ふだんのブログではこういう一人称です、 ついでにいうと、 この二行わけもブログの体裁そのま

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          『、、、ロータス、ラビット、、、』

          うずくまった、、、        、、、まま、、、    抱かれる、、、              、、、(兎)の、、、         、、、ように、、、     、、、あなたと、、、            そして、、、                    ここ、、、        、、、に、、、                 こうして、、、     、、、逢うために、、、                      、、、幾千、、、       

          『、、、ロータス、ラビット、、、』

          『、、、サイネリア、、、』

          、、、、、、、、発熱する、、、      、、、発光する、、、  、、、濃紫、、、              、、、成熟の  、、、半鐘として、、、           、、、あらゆる奇跡は、、、         、、、こともなげに、、、         、、、開封しようと、、、している、、、                   (、、、開かれる、、、五月の、、、弓、、、) 
 、、、その水盤へと、、、          、、、ただ舞い降りる、、、

          『、、、サイネリア、、、』