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opusへの付箋

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朝吹亮二さんの詩集『opus』に付箋を貼っていきます。
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記事一覧

Opus02への付箋

[水の襞]、 雨、液体、 水と雨、水飴。 性愛がふくむ淀みと流れの疎密。 しかし、性欲は近接…

川畑battie克行
1か月前
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Opus01への付箋

[女]、 [女]はもういない。 60年代を青春とする<男>の繁栄を支えたのち いまや、自立して 女…

川畑battie克行
1か月前
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Opus00への付箋-a

名、 名前ではなく「名」となることで「前」をなくし 地理的位置も失い、漂流しようとしてい…

川畑battie克行
1か月前
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Opus00への付箋-b

夏の樹 物語への指示語であると同時に、 窓ガラスを隔てて眺められるもの。 朝の果実 新鮮…

川畑battie克行
1か月前
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『Opus』00への付箋-c

水の逆流、 しかし、水は 根から送り出されているのではなく 葉の蒸散によって 吸い上げられ…

川畑battie克行
1か月前
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Opus00への付箋-d

[規則的な電子の音]、 目覚まし時計もしくは別離の鐘。 [アクリルの青]、 地中海の海を映す青…

川畑battie克行
1か月前
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