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「弱いリーダー」だけど、機を観るに敏。

こんにちは!士載です!


先日、百分で名著で「太平記」が
取り上げられていました。

私にとって、「太平記」の時代の
記憶としては、、小学生の頃読んだ
歴史マンガの「足利尊氏」と、
高校2年~高校3年の頃にやっていた
大河ドラマの「太平記」の記憶が
あります。

ストーリーとしての記憶は
それで十分であって、
百分で名著の「太平記」の番組を
理解するには十分でした。

明治維新~終戦までの頃に日本に
おいて、足利尊氏は「極悪人」の
ように評価される時期があったの
ですが、、軍記物の「太平記」に
おいて、尊氏は、決して、
酷評される人物像ではなく、、
割と評価が高い人物として
描かれています。


百分で名著「太平記」の解説の
安田登氏によると、
足利尊氏は、
「病弱な部分もあり、気が弱い部分も
あったけれども、、肝心要の時流の肝は
しっかり掴み取れる人物」であると
解説されています。


「身体が弱かったり、気が弱かったりして、
『常に行動力が抜群!』というワケでは
ないけれども、、パラダイムチェンジの
肝心要の肝は、しっかりと掴み取れる
『嗅覚』の持ち主。」と
能楽師でもある安田氏は評価しています。

安田氏は、後代の徳川家康も、
最初から凄かったワケではなく、、
同じようなキャラクターの持ち主と
評しています。


今の時代も、パラダイムチェンジの
時代で、「価値観が移り替わる時代」。


今までの常識が、100%通用するワケでも
なければ、誰が正しい価値観なのかも、
定まっていない時期。


「行動の手数の多さ」だけでは
決定打にならない、移り替わりの時期です。


今、求められているリーダーって、
足利尊氏や徳川家康のような、
「『弱いリーダー』だけど、機を観るに敏。」な
指導者なのかも知れませんね。

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