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長子と末っ子、それぞれの性格が作られる。勇気にも関係する話

私には3人の兄がいる。
私は4人兄弟の末っ子。
物心ついたときから、兄たちの行動を見て「じゃあ自分はこうしよう」と決めて生きてきた。
自分より先行く人の行動を見て自分の行動を決定するのは自然に身についた生きる知恵で「イチバン目の人って前例なく自分で決めるの? どうやってそんなことできるの?」とすら思っていた。
兄弟の様子を見てあらかじめ先を知り、自分の行動に反映できる末っ子の立場をラッキーだと捉えていた。

「自分より先行く人を参考にする」
これはおとなになってからも当然のように続けた。アンラッキーなことに私の兄弟はみんな男。おとなになるにつれ、女の私にはなんの参考にもならない人たちになった。
そこからは、先輩や友達の話を聞いて参考にするの繰り返し。これから自分が入るであろう環境にすでにいる女性に話を聞き「こんなふうにしよう」と想像する。

さて、先行く人を参考にする私は、何においても「イチバン」にやる人間ではなくなった。年齢を重ねるに連れ慎重な性格になったのもあってその意識は加速していった。
「イチバンにやる人の気がしれない」

例えばスマホ。スマホは出たての頃トラブル続出だったと思う。「スマホなんて使うもんじゃない」と思って、ずいぶん長いこと手を出さなかった。
でも、私の周りにはすぐに手を出している友達がいた。
どんな子だったと思う?

長女。第一子。お姉ちゃん。の子たち。

そう、兄弟の「イチバン目」の子たち。
彼女たちは私と逆で、物心ついたときから誰も参考にせずにイチバンに新しいことが待ち受ける大海に飛び込んでいた。それに慣れているから特段の勇気も必要とせず手を出せたのだろうか。
スマホしかり、SNS全般に取り残されていた私がようやくSNSの世界に飛び込んだのが3年前。そこで数多くのインフルエンサーさんを知った。

この人たちの第一子率、やはり高いのだ。

SNSって、個人情報流出やら誹謗中傷やらネガティブで怖い印象で、なかなか手を出せない。私にとってはそんな存在だった。
でも第一子たちは、どんどん飛び込んでいったっぽい。興味のあるものは自分から飛び込んで体験から知る。
その前提があった上で何かに特化したスキルがあるから、インフルエンサーになっていったんではないだろうか?

さて、話は変わって勇気に関する話。コーチの石崎さんという方がブログ内で紹介していた「勇気がある」ということに関する記事。

この記事の中で、次のような言葉がある。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「勇気がある」とは、「できないかもしれない」「努力が無駄になってしまうかもしれない」というおそれに対して、耐性が高いということ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーこの言葉、ガツーンと私の頭を打った。物心ついたときから参考にできる人がいた私は、こういったおそれに対して、とてもとても耐性が低かったのだ。

コーチの石崎さんのブログはコチラ↓

「行動することでマイナスのことが起きたら怖い」
「損したら嫌だ」
こんな感情が強くて行動できない。
先行く人から「大丈夫だよ」のGoサインがないと、「絶対損しないよ」という確証がないと、怖くて一歩踏み出せない。

これは問題だよね。

先行く人の様子を見て参考にして自分の行動を決められるのは、多分いいこと。末っ子が身につけたスキル、賢さでもある。
ただ、行き過ぎると勇気が失われていく。
多分、末っ子気質をうまく使うことが大切。

今後の私の課題は、これだ。

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