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‘’面接で「無敵」になれる、徹底的な自己分析法とは‘’

#知るカフェ就活体験談 vol.2

vol.2では、第一志望だった大手金融企業に入社予定のMさんにお話を伺いました。Mさんによると、成功の秘訣は「徹底的な自己分析」だったとか。今回は、実際にMさんが行った自己分析の方法や、面接での具体的な活かし方などを赤裸々に語っていただきました。今日から始められる自己分析の方法、就活に向けて1,2年生が意識すべきことなど大注目の情報が盛りだくさんです!

「徹底的な自己分析」その方法とは

ルーズリーフ

ー自己分析はいつごろから始めましたか?

3年生の夏です。インターンに応募する際に提出するES(エントリーシート)で、「学生時代に頑張ってきたこと」を書く欄がありましたが、その時はまだ自分の中で、学生時代の出来事や感情をまとめることができていませんでした。そこで、「自己分析を本格的にしなければ」と思い、始めたのがきっかけです。

-具体的にどのように自己分析を始めていきましたか?

主に以下の3つの方法で、自己分析を行いました。

① 学生時代に「難しかった出来事」を思い出し、それらの出来事をルーズリーフにまとめる

1.内容 2.なぜ難しかったか 3.どうやって解決したか 4.そこから学んだこと

② 自分の長所と短所を30個ずつ洗い出し、それら1つ1つに具体的な自分の体験談をつける

③自己分析の本を使用し、質問内容に対する答えを全てノートに書く

これらの他にも「幼少期から今までの出来事・その時の感情を振り返る」「親や友達に自分について聞く」など様々な方法を行なっていました。

 今までの自分を振り返り、出来事やその時の感情等を洗い出すことで、自分の原動力となる部分が見つかりました。また、部活やバイトなど、それぞれのコミュニティごとに振り返り、自分の立ち位置を考えることで、自分の考え方に共通点を見つけることができたため、面接の際にも自分の考えをずらすことなく面接官の方に話す事ができたと思います。

自己分析は実際の選考でこう生きる!

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ー自己分析をしていてよかった!と面接時に感じた瞬間はありますか?

 いっぱいあります。何を聞かれても無敵、と思っていました(笑) 

 例えば、面接で最初に短所を2つ聞かれた時、2つなら結構すぐ言えたのですが、最後にもう一度「短所もうひとつない?」と面接官の方に聞かれた時、急な質問だったため一瞬戸惑いましたが、自己分析法②をしていたことによって、スムーズに答えることができました。また、面接で自己紹介をして下さいと言われる時があります。基本的に1分間なんですけど、2分間で言ってください、と言われた時がありました。1分半話し、もう言うことがない!と思った時自己分析法③で答えていた質問事項の項目がぱっと頭に浮かび、30秒内容を増やすことができました。面接は緊張しましたが、今振り返ると、徹底的に自己分析していたことで、あまり緊張せず臨むことができました。


-自己分析をしてる場合としていない場合の、面接での違いは何だと思いますか?

 面接官の質問に対して的確に素早く答えられるかどうか、また自分の答えに具体性と信憑性をもたせられるかどうか、だと思います。

 面接では、一度質問され答えた自分の回答から掘り下げて何度も質問されることがあります。その時、より具体的に、細かく、たくさんの項目から自分について考えていたことにより、どこまで深く聞かれても自信を持ってすぐに答えることができました。自分をよく知った上で面接で話すので、"この人は物事を深く考えることができている" と面接官の方に感じてもらいやすいです。

ー就活を通して自己分析のやり方を改善したところはありますか?

 面接を終えると必ず帰りの電車で、その日に聞かれた質問内容、自分の回答を思い出してスマホに打ち込み、改善すべき所を考えていました。また、集団面接では、周りの就活生が答えた回答の良いところや悪いところを分析し、参考にしたりもしました。

今から始められる自己分析

 自己分析の仕方は人それぞれで、私みたいにノートに書かなくても頭の中で整理できる人もいると思います。私の場合は、ノートにたくさん書き込むことで、面接前にお守り代わりとして見返し、自信にも繋がったので、この方法は合っていたのかなと感じています。

 出来事を振り返る、本を使って質問に答える、親や友達に聞いてみるなど、たくさんの媒体を使うことで、新たな自分、考え方の共通点を発見できます。また、自分の行動や言動1つ1つに疑問を持つこと。なぜ今これをしているの?どうして嬉しいと感じたか?などを考えるくせがついていると実際自己分析していく際に役立ちます!

 自分についてたくさん知り、たくさんの引き出しを作っておき、行きたい企業ごとに合わせて自分の引き出しを出せるようになると良いですね!

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Writer:Miho Takahashi(Doshisha University)

Photos:Shota Manda (Doshisha University)


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