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”知っておきたいインターンの常識って?経験者にインタビュー!”

22卒の学生の中には、「そろそろ就活を始めないと」と焦り始めている、またはすでに本格的に始めている方もいるでしょう。
そして、気になるのがインターンについて。インターンは夏から冬にかけて開催されますが、そろそろ夏インターンの選考が気になる時期になってきました。

そこで今回は、実際にたくさんのインターンを経験した21卒のKさんにインタビューしてきました!インターンの内容は時期により異なるのか、また、どの時期にどんなインターンに行くのが良いのかなどなど、たくさん教えていただきました!

インターンとは何か

まとめ


ーインターンにはどんなものがありますか?

インターンには1dayや2dayなど短期のものや、5day,1ヶ月に渡るような長期的なものが夏、秋、冬の3シーズンに行われます。1dayのものから順に紹介していきますね。

(1) 1day
応募したら選考なしで参加ができるものと、選抜された上で参加するものの2種類があります。どちらも内容自体に大きく差はなく、グループワークやプレゼンの前後に企業説明があるという感じでした。
 
(2) 2days
ベンチャー企業の選抜型のものに行きました。2日間の中で、企業説明はもちろん、パワーポイントの作り方などの授業を行っていただきました。
 
(3) 4days
僕が行った4daysのインターンは、選抜型でかつ高倍率でした。内容は、ある化学物質を使って、新規事業を作るというものでした。4日間ずっとワークをするわけではなく、最初の2日間は企業説明やワークのイントロダクション、後半2日間でワークという形式でした。
 
(4) 5days

ワークは、ERP(企業資源計画)の導入で無駄な作業を省いてモノを売るという内容でした。プレゼンの直前にワークのテーマを急遽変更されるなど、臨機応変さが試されました。1日半が顧客に対するヒアリング、2日間で準備、1日半でプレゼンでした。
 
(5) 1ヶ月
Webテスト、ファースト、セカンド、サードの4つのステップがありました。Webテストで選抜後、ファーストステージでは、半日で、企業説明とワークが行われました。
その中からさらに選抜され、セカンドステージでは、採用イベントの企画をしました。内容は、入社後に活躍する人材像を設定し、その人材が来るであろうイベントを企画するというものでした。3グループに分かれ、各グループにメンターが付き、最後に実際に採用担当者の方にプレゼンしました。
サードステージは、その3グループの中の優勝チームだけが進み、セカンドステージで企画したイベントを実際に実行し、運営するというものでした。

(6) サマーインターン
興味のある企業はもちろん、興味のない分野の企業でも、内容が面白い、価値のあるものには、積極的に応募してみると良いと思います。全部が受かることはまずないので、思い切って10〜20社程度応募してみても良いかもしれません。ベンチャー企業は少数精鋭で、親身になってくれ、就活全般の話を聞いてくれます。

(7) オータムインターン
サマーインターンで行きそびれたところや、サマーインターンを通してさらに興味が湧いたところに応募すると良いと思います。

(8) ウィンターインターン
あまり時間に余裕がない人は行かなくても良いかなと思います。夏と秋に行けていない人は特に行った方がいいと思います。ただし、内容としては説明会兼インターンが多いイメージです。

インターンの選び方と参加するメリット

梅木さんインタビュー②


ーインターンはどうやって選びましたか?

僕が重視したのは、数日間に渡り、選抜がある、かつ有名どころを選びました。選抜があるだけで優秀な人が集まりやすく、自分の刺激にもなったからです。
僕はベンチャーで見ていたので、インターンを探す際に使った就活サイトは、グッドファァインド、マッチャー、アイルーツ、オファーボックス、パッションナビ、ニクリーチなどです。大手志向だと、マイナビ、リクナビの方が良いかもしれません。


ーインターンでは何が一番の学びでしたか?また、参加するメリットは何ですか?

優秀なメンバーが集まることが多いため、何よりも刺激になります。難しい課題に対して初対面の人たちと取り組む中で、自分の知らなかった面を知ることもできます。強みと弱みがハッキリと分かり、それに気が付けるからこそ、インターンを通して弱点克服ができることが参加するメリットとしては大きいと思います。また、複数日で行われるインターンは特に選考に役立つことが多いと思います。

就活を控えた後輩に伝えたいこと

梅木さんインタビュー②

ー22卒の後輩たちにアドバイスをください!
  
始める時期は早ければ早いほど良いです。ちゃんと意識していて早く始める人は本当に早いです。早くから始めるだけで、採用担当の方から一目置いてもらえることもあったりします。

就活を行う上で必ず必要となるのが自己分析です。例えば就活を2月から6月までやっても、そのたった5ヶ月の間にこれから一生働く会社を見つけることは難しいです。そうなると、大事なのは就活における自分の会社選びの軸です。この軸を過去の経験から深ぼっていきます。幼稚園くらいまでさかのぼったり、家族構成から考えたりすると良いです。そこで長年の間変化していないことに注目します。それが自分の価値観とつながっている部分であることが多く、結果的には一貫性を持つことができます。そして、就活に関して考えることをやめないことです。人間、考えはすぐに変わってしまいます。しんどいですが、とにかく継続することが大切です。


また、大手企業志望の人もベンチャー企業を受けることをお勧めします。ベンチャー企業は選考の時期も早く、面接で深掘りされることも多いです。面接練習にもなりますし、深掘りされたところから、さらに自己分析を進めることができます。
もし、内定をとったとしても、それがゴールと思わないことも大切です。入る企業を選ぶ際に、これからも自分の成長度合いや、自分がこれからの人生を楽しめると思うところを選ぶと良いです。


まとめ

梅木さんインタビュー①

今回は、21卒の方に今の就活経験を踏まえたインターンの内容や、今だからこそ実感する早く取り掛かることの大切さをお伺いしました。
22卒の学生で、もうそろそろ何か取り組み始めたいけど、具体的に何をしたら良いか分からないという方は是非この記事の内容を参考にしてみてください!

Writer:Hiromasa Umeki (Kobe City University of Foreign Studies)

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