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息継ぎができなくても

最近珍しくなった、週中の祝日。朝から温泉に行きたいとか、池袋に行きたいとか、色々相談してみたけれど、結局どこにも行かないことに。赤ちゃん連れだと突発の遠出はなかなかに難しい。

お昼ごろに、赤ちゃんと娘を連れて公園へ。お昼ごはんはコンビニで飲み物とおにぎりとパンを買って、公園で食べた。日差しの温かい午後。ベンチや芝生に座ってお昼を食べている人も多かった。東京はだんだんと春だ。

ボーネルンドの柔らかいボールで、娘とドッヂボールをした。投げるのやキャッチするのがうまくなってきていて、ドッヂボールも楽しい。

公園で遊んでいたら赤ちゃんが早々に起きたので、家に帰ることに。帰り道で娘が「プールに行きたい」と言い出した。帰宅後準備をして、今度は近くのプールへ。自転車をかっ飛ばして行ってみたら、なんと改装工事で休業中だった。

せっかく来たのに入れないのは悔しい。もう5分ほど自転車で走ったところに別のプールがあると聞いたのを思い出したので、娘と相談してそっちのプールに行くことにした。

いつものプールより真新しくてきれいなプール。サブプールは幼児用の深さにしてあって安心して遊べる。これはいい。

娘は手をかいたりバタ足は得意だけど、まだ息継ぎがうまくできない。スキを見て練習させようとするのだけど、あんまり乗り気ではないらしい。まあでも無理強いすることでもないかなと思う。息継ぎができなくて10mしか泳げなくても、プールに潜って笑かしあいをしたり、犬かきをしてふざけたりして、楽しいと思ってもらえたらそれでいい。息継ぎの練習は必要になればいつだってできる。

今住んでいるところは、休業中だったプール、昨日行ったプールも含めて、徒歩や自転車でいける範囲に3つくらい公営のプールがある。あまり意識することは無かったけれど、これってけっこうな文化資本だ。

息継ぎができなくてもプールは楽しいし、うまくボールが投げられなくても、ドッヂボールは楽しい。計算が得意じゃなくても算数は楽しいし、漢字が上手に書けなくても、国語は楽しい。いろんなことを楽しめるようになってほしいし、自分もそうありたいなと思う。

もちろん、できたほうが楽しいし、できるようになるように頑張ることを楽しめるようになると、なお良いんだけど。


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