3月に撮ったvlogと、

仕事でばたついた日々が少し落ち着き、3月に撮らせてもらった動画を編集しました。ちょうど桜が部分的に咲き始めたくらいのころで、夕方に寄った公園では日当たりのいい一本だけが満開になっていました。twitterで桜の写真を上げている人たちのツイートを探して、もっとたくさん咲いていたら一番いいときに撮れたのにな、なんて前日にLINEでやりとりしていたのを覚えています。

晴れた日に撮りたいということ以外はとくに前もった計画はなく、その場の流れでいろいろ撮ってみて、編集でまとめる、という探り探りのやり方ですが、仕事の機会含めて何人か動画に撮らせてもらって、人によってまとっている空気もふるまいのくせも違うなということが実感としてわかってきたり、そこからどうまとめたいか、何を見せたいかというのも人によって変わってくるのだな、と学びはじめたところです。

もともとすごく映画が好きなわけでもなく、youtubeもたまにしか見ない私が「やったことはないけれど楽しそうなことを、目的のないところからはじめてみたい」とはじめた動画ですが、特別知識はなくても、「自分はこういうところが好きなんだ」という、自己や相手（被写体）の魅力の発見になります。

もともとどちらかというと確実にインドア派に分類されるのではないかと自認していたわけなのですが、STAY HOMEの状況で、私はあんまり自分一人の家の中で撮ろうという気持ちにはなってなくて（vlog 02 で少し家の中を撮ったら満足してしまいました）、それは自分にとって撮りたいものは、自分の外にあるということで、人だけでなく景色を撮ることも、多分発見・切り取り・保存のスクラップブック作りを通してもっと世界を好きになるためなのだろうなと思います。こんなことも、生まれてきてよかったと思うためにやってるんだな、と、気軽にはじめた趣味だからこそ面白い気持ちになります。

最近はベランダにキャンプチェアと机を買って、晴れた日はそこでぼんやり過ごしたり、ご飯を食べたり少し仕事をしたりします。近くに私のベランダよりも高い建物がなく、椅子にもたれれば空だけが見えるのが功を奏しました。私は本当に空の水色や、風を浴びるのが好きです。