逢魔が時・・・。

仕事を終え、ふっと顔をあげた
ばけたんわらしが 赤く光っていた
ここが何かの通り道だと光りながら
喋り出した・・・。

こんな時間に 光って 霊の通り道みたいなことをこいつがいうと
実際通り道なのかもしれない

私も仲間だよと言ったふうに
鉛筆たてにたてた 魔法の杖のような物を手にしている

わざわいとするのはこっちの勝手で
実際は怪しい存在とこっちが思っているもののほうが正義かもしれない
私の方が怪しいのかもしれないよな・・・。
私が この時間にここに居たから
霊に反応するものが 悪いものを感じたのかもしれない
この時間 きっと誰もが 不思議な何かと交われるのかもしれない
そして 真実の姿を暴かれるのかもしれない・・・。

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