石長比売・・・。

実は 私があんまり 石長比売に
良いような解釈をしていないのには
がっかりがすぎる話があるからだ

石長比売には
ニニギノミコトに帰らされてからの話があって
毎日毎日鏡をのぞいては、自分の顔が美人であればと嘆き悲しんでいて そんなある日、鏡をいつも通り覗いたところ、そこには恐ろしく醜い龍の顔が！
その顔に驚いたイワナガヒメは持っていた鏡を放り投げるのです。その鏡は遠くの山まで飛んでいって 山の麓の村を照らしたという話です。

嘆き悲しむあまり さらに恐ろしく醜い顔になってしまった石長比売・・・。
もし 嘆き悲しむエネルギーを違うことに使えていたら 顔を醜く変えてしまうほどのエネルギーを
違ったことに使えていたら かっこいい神様だと思えたのになぁ

あまりの悲しみで 引きこもり 富士山を誉めてはいけない神社まであります・・・
浅間ってつく神社なのに富士山ほめちゃだめとかちょっと びっくりする。

怨念っていうのを結構身に纏った神様なのだ

美人ばっかり優遇されるのは
今の世界の中の当たり前かもしれない
エレファントマンが見せものごやで酷い扱いを受けるように
バーナムが 親指トム将軍を見せ物にしてヨーロッパ公演をしたように
自分と違う異物というように見せ物にして辱めを味わせる
異質は異質でも　美しいは正義で　みにくいは悪みたいな

それにしても　自分でびっくりするくらい醜い姿になってしまった
イワナガヒメ・・・・　
醜い自分ということを　自分で自分に呪いをかけてしまったんだろう
すごい力の持ち主だが恐ろしすぎるじゃないか

もっと明るいことにその力を　つかってほしかったな
富士山褒めたらあかんとか　残念過ぎるとおもうのだ

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