【クソリプも見てね】野球のユニホームをプルオーバーに改めるべき理由とは⁉【脱・前ボタン】
前回の日記に続いて高校野球の話です!全国高校野球選手権が6日に開幕します!初出場6校を含む全国49代表も出そろい、今年はどこのチームが全国の頂点に立つのか非常に楽しみですね!
一方で、今年は私の好きな明徳義塾(高知)が甲子園出場を果たせず、ちょっと残念です(泣)
私は高知県出身でもなければ、明徳義塾の卒業生でもないのですが、なぜ明徳義塾が好きなのかと言いますと……
ユニホームが好きなんです!
実は私、明徳義塾のユニホームが好きなんです!日本中の高校の中で、明徳義塾のユニホームが一番好きなんです!
ちなみに明徳義塾のユニホームのどこが好きかと言いますと……
前ボタンじゃないところです!
頭から被るプルオーバータイプだからです!
私、とにかくプルオーバータイプのユニホームが大好きなんですよ~!
私ね、以前から疑問に思っているんですよ……
どうして野球のユニホームって、前ボタンが主流なの~⁉
【なぜ前ボタン?】
野球のユニホームって、なぜか前ボタンが主流ですよね⁉高校野球に限ったことではなく、NPBも12球団全て前ボタンです!MLBも30球団全て前ボタンです!み~んな前ボタンのユニホームです!
かつてはプロ野球でプルオーバーのユニホームが採用された時代もありました!NPBでもMLBでも1970~80年代はプルオーバータイプが主流でした!
しかし、1990年代からクラシカルな前ボタン型に回帰してしまい、現在は再び全てのカテゴリーで前ボタンが一般的となっています!
なんでなのよ~???
だってですよ?他のスポーツって、みんなプルオーバーのユニホームですよね⁉
サッカーも!バレーも!ハンドボールも!バスケも!アメフトも!陸上も!体操も!み~んな前にボタンなんかついてないですよね⁉
なのに、なんで野球だけは前ボタンなの~⁉
【前ボタンのデメリット】
野球のユニホームが前ボタンである理由って、何なのでしょう?私にはデメリットしか感じません(泣)
◆デメリット❶=ユニホームが重くなる
第一に、前にボタンがついている分、プルオーバーより重くなりますよね?ボタンが約6個、同じ数のボタン穴、そしてボタンとボタン穴をつけるために前立てを縫い付ける必要があります。プルオーバーだったら付けなくて済むものがこれだけあるわけです!
野球に限ったことではありませんが、スポーツのユニホームというのは基本的に軽量化を追究しているはずです!ユニホームが重ければ選手にとっては負荷になるわけですから、軽量化を目指すのは当然です!どんな競技のユニホームも各メーカーが生地の材質などを研究し、競って軽量化を競っています!
ユニホームが軽いに越したことがないのは野球だって同じですよね!ユニホームが軽ければ軽いほど肉体的な負荷が軽減され、プレーの向上につながるはずです!
だったら重みの原因になるボタンなんて付いてない方が、無駄に重くならずに済むじゃないですか~!ボタンが付いている分重くなる前ボタン型のユニホームより、ボタンのないプルオーバー型のユニホームの方が軽くて機能的に優れているのは言うまでもないはずです!
◆デメリット❷=ボタンの隙間からボールが入る
ボタンの隙間からボールがユニホーム内に入ってしまうケースが時折ありますよね!
直近では7月13日のソフトバンクvs西武戦で、ソフトバンク・津森宥紀投手の投球が西武・中村剛也選手のユニホーム内に入ってしまうプレーがありました!内角を突いたボールがボタンとボタンの隙間から入ってしまったんですね!(ユニホームのボタンは右前なのに、右打者のボタンの隙間からボールが入るのは奇跡的だと思いますが)
逆に守備側の選手のユニホームにボールが入ってしまったケースもあります!
2005年の全国高校選手権1回戦・清峰(長崎)vs愛工大名電(愛知)。0-0の5回2死満塁から清峰・大石剛志中堅手の打球は愛工大名電・柴田亮輔遊撃手(元オリックス・ソフトバンク)の正面へ!遊撃ゴロでチェンジかと思いきや、打球はボタンとボタンの隙間からユニホームの中へとスッポリ!ボールを取り出す間に三走の生還を許してしまいました!
ちなみにこの試合は2-2の同点から延長戦に突入。延長13回に2点を奪った清峰が4-2で制しました!もし5回のプレーでユニホームにボールが飛び込まず遊撃ゴロでチェンジになっていれば、名電が2-1で勝っていたはずだったのです!
そうなんです!ユニホームが前ボタンじゃなければ、この試合の結果は違っていたわけです!ユニホームが前ボタンであるせいで名電は負けてしまったわけです!
前ボタンのなんと罪深いことでしょう!勝敗を変えてしまうほどプレーに影響が出ているということじゃないですか!それはデメリットが大きすぎます!
【前ボタンのメリットは?】
上記の通り、勝敗を逆にしてしまうほどのデメリットが前ボタンにはあるわけですが、それでも各カテゴリーでほとんどのチームが前ボタンのユニホームを採用しているのは、いったいどんなところにメリットを感じているのでしょう?
考えられるとすれば、着替えの都合ぐらいでしょうか?夏場の暑い時季の場合、試合中にアンダーシャツを交換することが多々あります。その際にボタンのユニホームの方が着替えやすいのかもしれません。
ただ、それを言ったらJリーグなどでも、ハーフタイム時にインナーを着替えたりします。でもご存じの通り、サッカーのユニホームはプルオーバーですよね?ユニホームがプルオーバーでも着替えが不便になることはないはずです!
そもそも仮に前ボタンの方が着替えやすいとしても、プレー時の機能性より着脱時の利便性が優先されるのは何ともおかしな話ですよね!それは根本的に優先順位が間違っていると思います。
これだけデメリットばかりでメリットが見当たらないにもかかわらず、それでも前ボタン式が主流となっているのはなぜなのでしょう?もはや合理的な説明のつかない、単なる「慣例」でしかないのかもしれません!
【選手はどう思う?】
どう考えてもデメリットばかりでメリットのない気がする前ボタン型のユニホームですが、実際に着用している選手たちはどう思っているのでしょう?
その答えは「自主トレ」にあると思います!
プロ野球選手は2月1日にキャンプインするまで、各自で自主トレに励みますよね!では自主トレの期間中に、選手たちはどんな服装で練習しているのでしょう?
野球好きの方であればスポーツニュースなどでご覧になったことがある方も多いと思いますが、自主トレ期間中ってラフな服装で練習している選手がほとんどですよね!
パーカーだったり、スウェットだったり、長袖のTシャツだったり。温暖な海外で自主トレする選手は半袖のTシャツだったりもします!
一方で、ユニホームのように前ボタン式の練習着で自主トレしている選手って……見たことありますか⁉ないですよね!
そうなんです!前ボタンの練習着で自主トレする選手なんて皆無なんです!
自主トレは服装自由なので、選手がそれぞれ思い思いに動きやすい服装で練習しているということですよね!
つまりは、選手たちだってボタンじゃない服装の方が動きやすいと思っているってことじゃないですか~!プルオーバーの方が機能的だって分かっているってことじゃないですか~!
ボタンじゃない方が動きやすいと思っているのなら、試合だってそうしましょうよ~!動きやすい服装で試合しましょうよ~!動きやすい服装の方が、当然ながらいいプレーもできるようになるはずですよ~!
というわけで結論!
野球のユニホームは前ボタン式をやめるべし!
明徳義塾を見習って、みんなプルオーバーのユニホームに改めるべし!
優先されるべきは「慣例」よりも「機能性」でしょう!
と素人ジョシは思うのでした!