見出し画像

ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア今年の優勝者はこの人だ!

 これまで野球の日記ばかりでしたが、今回はプロレスの話!実は私プロレスも好きなのです!

 新日本プロレスでジュニアヘビーのリーグ戦「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(BOSJ)」が12日開幕します!今年で30回目を迎える毎年恒例の大会なので、ご存じの方も多いでしょう!

 今回はこの第30回BOSJの優勝者を予想したいと思います!

【出場選手一覧】
 予想の前に、まずは今回の出場選手の紹介です!
▼Aブロック
KUSHIDA
(5年ぶり10回目)※優勝2回
田口隆祐
(18年連続20回目)※優勝1回
リオ・ラッシュ
(初出場)
DOUKI
(5年連続5回目)
高橋ヒロム
(4年連続8回目)※優勝4回
ティタン
(2年連続4回目)
TJP
(2年連続3回目)
石森太二
(6年連続7回目)
SHO
(6年連続6回目)
マイク・ベイリー
(初出場)

▼Bブロック
エル・デスペラード
(4年連続7回目)
YOH
(3年連続6回目)
マスター・ワト
(4年連続4回目)
ケビン・ナイト
(初出場)
金丸義信
(3年連続6回目)
BUSHI
(8年連続11回目)
ロビー・イーグルス
(5年連続5回目)
フランシスコ・アキラ
(2年連続2回目)
ダン・モロニー
(初出場)
クラーク・コナーズ
(2年連続2回目)

 今回は以上20選手が出場します!

 予想は消去法による絞り込みです!では条件に沿って候補を絞り込んでいきましょう!

【①現王者は優勝しない】
 BOSJの優勝者は直後のビッグマッチでIWGPジュニアヘビー級選手権に挑戦するのが慣例ですよね!いわばBOSJはIWGPジュニアヘビー級王座への挑戦者決定戦です!

今年は28日の決勝で覇者が決まると、早ければ6.4大阪城ホールで開催されるビッグマッチ「ドミニオン」でIWGPジュニアヘビー級王者対BOSJ優勝者のタイトル戦が組まれる流れではないでしょうか?ということは、防衛戦を行う現IWGPジュニアヘビー級王者・高橋ヒロム選手はBOSJで優勝しないということになりますよね!まずはヒロム選手を優勝候補から消します!

【②タッグ王者も優勝しない】
 ジュニアヘビーのタイトル戦線はシングルと並行して、タッグ王座争いもストーリーが進行していくことになります!そのため、IWGPジュニアタッグ王者がBOSJを制してシングルの挑戦者となるのは、ストーリー上難しいでしょう!

もしかしたら6.4大阪城でIWGPジュニアヘビー級選手権とともにIWGPジュニアタッグ選手権が行われる可能性もあります!両選手権が同日開催だとしたら、防衛戦を行うタッグ王者が同日にシングルの挑戦者となるわけにはいきませんよね!というわけで現ジュニアタッグ王者のKUSHIDA選手とケビン・ナイト選手もBOSJの優勝候補から消すことになります!

【③優勝者は現王者と別ブロック】
 タイトル戦は鮮度が重要です!直近で同一カードがありながら、短期間で再戦となっては新鮮味がありませんよね!ですから大会直後にIWGPジュニアヘビー級王座に挑戦するBOSJ覇者は、BOSJでは現王者と対戦しないようにするのが妥当です!BOSJで王者と対戦した選手が王座に挑戦するとなると、1カ月以内で再戦となってしまいますからね!

 今大会はA・Bの2ブロックに10選手ずつ分かれてリーグ戦を行い、各ブロックの上位2選手が準決勝へ進出します。現王者のヒロム選手は今回Aブロックに入っているので、優勝者はBブロックから出ると思われます!というわけでAブロックの選手は全員「消し」です!

【③リーグ最終戦のカードを見る】
 リーグ戦で重要なのは最終戦のカードです!最終戦はリーグ突破が懸かるカードと、消化試合になるカードに二分されます!「これは勝った方がブロック突破だな!どっちも突破の可能性があるぞ!」というカードと、そうはならないカードに分かれるはずです!

 リーグ最終戦は5カード行われますが、対戦カードを見て突破を懸けた試合になるか消化試合になるかを想像し、消化試合かなあ~と思われるカードの選手は優勝候補から消すことになります!

 ではBブロック最終戦、5.24大阪府立体育会館第2競技場大会のカードを見てみましょう!

❶BUSHIvsフランシスコ・アキラ
❷エル・デスペラードvsロビー・イーグルス
❸マスター・ワトvsケビン・ナイト
❹YOHvs金丸義信
❺ダン・モロニーvsクラーク・コナーズ

 この最終戦5カードの中で、失礼ながら消化試合になりそうな試合はどれでしょう?

 まず今シリーズで国内新日マット初参戦となるモロニー選手がいきなり優勝するとは考えにくく、❺は「消し」かな?と思います。

 次にBUSHI選手も2016年を最後にIWGPジュニアヘビー級戦線から長らく遠ざかることを踏まえると優勝の可能性は考えにくく、申し訳ないですが❶も消したいと思います。

【⑤現王者戦の間隔】
 リーグ最終戦5カードのうち2カードを消し、残るは3カード6選手です!残り6選手のうち、Bブロック突破は誰になるでしょう?

 鍵となるのが現王者との対戦ブランクです!上記③でも触れましたが、タイトル戦が短期間での再戦となっては新鮮味がありません!よって現王者との対戦に間隔の空いた選手の方が、王座挑戦の可能性大と考えるのが自然です!

 残り6選手のうち、上記②の通り現IWGPジュニアタッグ王者のナイト選手は除外して、残る5選手の中で、現王者ヒロム選手とのシングルから遠ざかっているのは誰でしょう?

 ではヒロム選手が1.4東京ドームでIWGPジュニアヘビー級王座を獲得後に、同王座に挑戦した選手を確認しますと?

2.5札幌(初防衛戦)
=YOH
3.21新潟(V2戦)
=リオ・ラッシュ
4.8両国(V3戦)
=ロビー・イーグルス
4.27広島(V4戦)
=金丸義信

 このうちリオ選手はAブロックなので上記③で既に除外。Bブロックの選手では金丸選手・ロビー選手・YOH選手が既に王座に挑戦しました。短期間での再戦を回避することを考えると、この3人は優勝候補から消せると思います!

 残るはワト選手とデスペラード選手!ともに現王者ヒロム選手が1.4東京ドームで王座獲得して以降は、同王座に挑戦していません。1.4東京ドームでは両者とヒロム選手に前王者・石森太二選手を加えた4WAYでタイトル戦を行いましたが、これはシングル戦ではありません。

 では両選手の直近でのヒロム選手とのシングル対決はといいますと~?

 まず直近のワト選手vsヒロム選手は一昨年の12.5静岡、BOSJリーグ戦まで遡ります!この時はヒロム選手が白星を挙げています!

 一方、直近のデスペラード選手vsヒロム選手は昨年6.3日本武道館でのBOSJ決勝。こちらもヒロム選手が制して優勝を飾っています!

 ともに6.4大阪城でヒロム選手に挑戦しても1年以上間隔を置いてのシングルとなり、ヒロム選手vsワト選手になってもヒロム選手vsデスペラード選手になっても新鮮味は十分あります!前回対戦からの間隔を理由に、両者から優勝を絞り込むのは難しそうです!

【⑥どこで星を落とす?】
 次なる絞り込みは「どこで星を落とすか」です!BOSJのリーグ戦を全勝で突破するというのはまず考えられません!ブロックを突破する選手も、どこかで星を落とします!その黒星をどこで喫するかが焦点です!

 最近の傾向として、ブロック突破選手が星を落とすのは首都圏の興行です!地元ファンにとって貴重な観戦の機会となる地方興行は有力選手を順当勝ちさせ、地方のファンに喜んでもらう。逆に興行の多い首都圏開催は有力選手に黒星をつけて波乱を演出。というのが近年の傾向かと思われます!

 ちなみに昨年のAB両ブロックを突破した選手の、開催地別の勝敗を確認しますと~?

Aブロック突破=高橋ヒロム
白星=名古屋・仙台・青森・幕張・大田区・富山
黒星=後楽園・後楽園・後楽園

Bブロック突破=エル・デスペラード
白星=酒田・八戸・秋田・後楽園・幕張・富山
黒星=後楽園・後楽園・大田区

 ご覧の通り、ブロックを突破したヒロム選手・デスペラード選手ともに首都圏興行のみ黒星を喫し、波乱を演出しています!逆に地方で星を落とした試合はありません!ということは今大会も首都圏興行のカードを見て、黒星を喫する可能性のありそうな選手は優勝の可能性が高いと推測できると思います!

【⑦番狂わせの試合順】
 そしてもう1点。注目すべきは負け試合の試合順です!やはり有力選手が黒星を喫して波乱を演出する場合、メインやセミなど大会終盤の方が盛り上がりますよね!

 前回大会で両ブロックを突破したヒロム選手とデスペラード選手は上記の通り首都圏で3敗を喫しましたが、その試合順を確認しますと~?

ヒロム選手の黒星
5.24後楽園=セミ前
5.25後楽園=メイン
5.26後楽園=セミ

デスペラード選手の黒星
5.24後楽園=メイン
5.26後楽園=セミ前
5.29大田区=メイン

 ご覧の通り両者ともセミ前・セミ・メインと、敗れた試合は全て終盤3試合に集中しています!

 つまり上記⑥と⑦を総合すると、今年も首都圏興行の終盤3試合で黒星を喫する可能性のある選手が優勝候補ということでしょう!

 では今年の優勝候補の絞り込みに残る両者の、今大会の首都圏興行のカードを確認しましょう!

 今年のBOSJは首都圏興行が後楽園での2大会しかありません。比較すると、まずワト選手の後楽園2大会は

5.12後楽園(第5試合)
vsフランシスコ・アキラ
5.21後楽園(第4試合)
vsBUSHI

 いずれも全10試合中5カード目と4カード目。ともに前半のカードに入りました。せっかく波乱を演出するのに、それを前半のカードに組むとは考えにくいですよね!

 対してデスペラード選手の後楽園2大会は

5.12後楽園(セミ)
vs金丸義信
5.21後楽園(メイン)
vsフランシスコ・アキラ

 こちらはメインとセミを務めます!ここで波乱があれば後楽園は大いに盛り上がりますよね!

 というわけで私の結論は!もうお分かりでしょう!

エル・デスペラード選手BOSJ悲願の初優勝!

 ど~ですかお客さん⁉

 当たるかなあ~⁉当たるとイイなあ~!

と、素人ジョシは思うのでした!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?