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美容院の話

生意気ながら都会の美容院で髪を切らせていただいている大学生でございます。ちなみに、髪切っている時はある程度話しますが、シャンプー中は話さないタイプです。

安く切るために数々の美容院の初回割引を使っているので、固定の美容院を見つけたいところではあります。

これは3つ前くらいの美容院の話しなのですが、男性のイケメンお兄さんに髪を切ってもらっていました。切り終わり、シャンプーするときに顔に紙を乗せてもらって洗ってもらいますよね。ここまではなんの違和感もなく僕は何も考えずに工程を進めてもらっていました。

しかし、髪を洗い始めてもらってから違和感に気づいてしまったんです。「あれ、これ誰が洗ってくれてるんだろう」

切ってくれる人と髪洗ってくれる人は違うのですが、なぜかその時、誰が洗ってくれているのかわからなかったんです。というのも、いつもは髪を切る場所から、シャンプー台への移動中に人が代わっていたので、誰が洗うか分かっていたのですが、その時は確か、シャンプー台への案内は切ってくれた人がしてくれて、途中で「誰か」に代わったんです

なぜ「誰か」に代わったか気付いたかは忘れてしまいました。なぜならいつもそんなこと気にしていないからです。多分払ってる途中に「代わるね」とか言ってくれたんですかね。

どーも気になってきていろんな情報を探りました。そしたらどうも女性っぽい。僕も男なので女性に洗ってもらうのは嬉しいんです。
全神経を頭皮に集中させると女性らしい温かみ、力の強さ、リズム、メロディを感じました。
顔に乗せてもらっている紙もめちゃめちゃ目を凝らしたら何か見えそうでした。おそらく、女性っぽいシルエット。
匂いも女性っぽい。(シャンプーの匂いだったかは分かりません)
僕の中では80%女性でした。

「うへぇ〜女性にやってもらってるぅ〜気持ちええなぁ〜」

そこで脳裏に不安がよぎりました。

「これ、仮に男性だったら、俺のこの感情はどうなってしまうのか。」

掴んだ幸せが偽の幸せだったとき。僕はとても落ち込むでしょう。
男性のマッサージを女性のマッサージと勘違いして、アヘってしまっていたのか、と。
なので、これは男性だと思い込んで、終わった後に落ち込まないようにしようと覚悟を決めました。

シャンプーが終わって、緊張を胸に、後ろを確認すると女性でした。
松坂牛を味わわずにに飲み込んでしまった時のような気持ちになりました。(そんな経験はありませんが)

長くなりましたが、実はまだ続きがあります。
それは多分次回に書きます。(大したオチはないですが)

おやすみなさい。

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