【作詞】更ける

夜に変わる前が好き
淡い青がふけていく
丸い月が乗っかって
水面を一筋照らしてた

上から観た世界は
たくさんの暖かさで
溢れて見えるのに
地上は冷たい風が吹いてる

たくさんの人が
今日もどこかで
震えながら涙をこらえる

知らぬ間に過ぎ去る
この時間が癒すまで

この心までも洗い流してくれ
誰にも触れることができないのなら
いっそさらけ出して
新たな自分手に入れたい

昨日の傷はきっといつか
蛹のようにうずくまる僕を
綺麗な蝶へ変わるため
そして知らない花へと導くため

脳内を点滅してる
赤青黄色のライト
誰かがボタンを押して
くれるわけでもない

ホームから見送る
幼い頃の憧れを
窓からずっと見つめたまま
走り去ってさよならした

これも人生かと
諦めじゃなくて
大人になったと思いたい

キミの夢と違う未来だけど
そんな完璧にはできてないけど
ひとつずつ痛みも
活かせるようになってるよ

たとえ途中駅で降りても
もう一度羽ばたける日が
生まれるはずだから
それも綺麗な模様に変えて