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本棚は段ボール Vol.34 『無意味のススメ:<意味>に疲れたら、<無意味>で休もう。』/川崎昌平

無意味は大切。だけど、私の思想上ではそういう場合の無意味は既に無意味ではない。
そういうことにも触れられていたけど、私は無意味でないと思う派だ。
いみをかんがえすぎないというのは幸せに生きるコツなのはわかる。
けれど、意味を考えなくてもいいのだろうか。本当に知らない場所で死んだ人のことは、考えないで、幸せに生きていて良いのだろうか。
私にはわからない。それでいざ自分が死んだときに、誰も何もしてくれなくても恨みを持たないならばいいと思う。でも実際にそんな状況は訪れる確率が低く、だけどゼロじゃない。
どこまで、私は意味を考え、外に目を向ければ許されるのだろうか。

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