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初めてコミックエッセイプチに応募した話

よく分かってないけど今年はSNSとか色々活用してみようと思って前々から登録してたNoteに記事を書いてみる。

2月末日〆切のコミックエッセイプチに挑戦しました!11月からラフを描き始めてペン入れに入ったのが2月初旬。
やっぱり構成が1番時間かかるね!
ペン入れ始めてからも直したりしてもう結局1日3p仕上げなければいけないところまで追い込まれてしまって…。計画性の無さよ。
みんなどんな風なスパンで仕上げてるのか知りたい。才能ある人はもっとポンポンやってるんだろうなきっと。

テーマはもうずっと前から決めていて「きょうだい児」について。
きょうだい児って知らない人も多いよね。
障害を持った方のきょうだいです。
ひらがなの理由は姉、兄、妹、弟、誰でも良いように。
親がどうしても障害があるきょうだいに手が掛かったりして孤独感を抱える子が多かったり、 
面倒を見ている子がいたり本当色々だと思う!
私は大人になってから自分がきょうだい児だったと知りました。
あー…だからあんなにいつも孤独感というか、少し周りの子と考え方が違ったんだぁと。鈍感です。

姉はコルネリアデランゲ症候群という先天性の遺伝子の病気でした。10年以上前に亡くなりました。
亡くなった姉について描くのは想像以上に辛い作業で、描いてる間ずっと切なくて誰とも会いたくなかったし、話したくなくなってしまった。
こういう時子供が小さいと隠れ蓑というか
家に居て孤立してても普通だから大変だけど助かってる部分もあるね。

小さい頃から姉の話を友達にもそんなにして来なかったのに、絵にするので「これはもうめちゃくちゃ可愛く描いてみんなに自慢してやろう」みたいな気持ちも湧いて来てすごい可愛く描きました!
姉の事を隠したくて話してこなかったわけではなく…相手に気を遣わせたりする場合もあるし、実際「なんて言っていいか分からない」とか「悲劇のヒロインぶらないで」と言われたこともあって、相手の反応を気にして家族の話をしなければいけないのがめんどくさくなってしまっただけです。

まとめてみようと思った理由は長くなるんですけど…
娘(今2歳)が先天性心疾患(エプスタイン病)で胎児期に見つかって、生きて産まれる確率50%と言われて辛くて毎晩こっそり泣いたりしてた辛い時期がありまして。
希望を探してSNSを徘徊しまくった結果同じく先天性心疾患児のママさん達に支えられ救われ
娘もなんとか手術を終えて(色々あったけど)やっと通常運転というか心に余裕が出てきた頃、
Twitterでたまたま病児のママさんが「きょうだい児にしてしまった」と気にされているのを見かけたからです。
そんなに気にかけてくれるお母さんなら大丈夫ですよと思ったんだけど、それは私が感じた経験からなので…
その方が「あぁ。そんなに気にしなくても大丈夫なのね。」と思えるようにするにはどうしたら良いかなぁと考えてエッセイ漫画にまとめてみようかなと思いました。
そんな風に伝わるのかどうか全然自信がないけど…。

あとは同じような経緯で入所施設にいても十分家族だよと伝えたかったです。
我が家の場合は父が鬱、私も年子だったので考える余地もあまりなく姉は療育施設に入所しました。
母は負い目に感じていましたが、娘から見たら十分過ぎるくらい家族です。
一緒に寝なくても、ご飯を食べなくても、家族。
ちゃんとお母さんだからってそういうのも漫画を通して伝えたかったです。

あー上手く描けるようになりたい!

私は文章は上手ではないし絵も上手くはないんだけど、とにかくその悩んでる事が、
負い目を感じているその気持ちが、少しでも軽くなりますようにと一生懸命描きました!
(まだ未完なんだけど)
状況も違いますが心は共に。
そんな事が伝われば良いなぁと思います。

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