プロ野球編#3『百獣の王』と『百円の王』の最強タッグ
【はじめに】
読者のみなさんこんにちは!
『スポンサー営業マンになりたい素人』です。
今回紹介するスポンサー契約は2020年1月に発表された契約です。その中身について見ていきたいと思います。
2020年1月、埼玉西武ライオンズと株式会社大創産業 はスポンサー契約を結びました。
【株式会社大創産業とは?】
大創産業は、1977 年 12 月に設立、「だんぜん!ダイソー」をスローガンに、生活必需品から趣味趣向品まで生活を豊かにする商品約 70,000 種類を取り扱っています。
2019 年 3 月現在、「DAISO」を世界 28 の国と地域に 5,542 店舗展開しています。毎月約 800 種類の新商品を開発し、2019 年 3 月期の売上げは 4,757 億円となっています。
【埼玉西武ライオンズとは?】
株式会社西武ライオンズは、パシフィックリーグに所属する日本のプロ野球チームです。1950 年に西鉄野球株式会社として登記、1978 年に西武ライオンズに商号を変更しました。
1979 年より埼玉県所沢市を本拠地とし、2008 年 1 月 1 日に地域密着をさらに推し進めるため、チーム名を「埼玉西武ライオンズ」と改めました。前身の西鉄時代を含め、23 回のパシフィック・リーグ優勝、13 回の日本シリーズ優勝などを誇ります。
今年は「ライオンズ」命名から 70 年目の節目の年を迎え、より一層、地域密着とファンから愛される球団を目指しています。
【契約の内容】
埼玉西武ライオンズの 70周年記念シリーズ特別協賛として、スポンサー契約
・冠協賛試合の開催
冠協賛試合というのは、「マイナビオールスターゲーム2019」「SMBC日本シリーズ2019」とか、試合の頭に協賛企業の名前が入るというものです。
・70 周年記念シリーズ試合
・来場者記念プレゼント
4/21,5/24,9/9の3試合にて記念ユニフォーム(数量限定)をプレゼントされる予定でしたが、6/19が開幕とともに無観客試合になったので詳細は未定です。
【企業側の課題】
大創産業を取り巻く環境が厳しくなっています。
「100円だから売れる」ではなく、100円で高品質は当たり前の時代です。買いたいと思ってもらえる商品を提供していかなくては、選んでもらえない時代になっています。
そのため、新しい商品や新しい流通チャネルの開発が必要です。
【お互いのメリット・目的】
株式会社大創産業
・知名度アップとブランドイメージのアップに繋がる
・球場でのキャンペーンや商品PR、コラボ商品の販売ができる
・プロ野球球団と契約を結ぶことでメディアへの露出が増える
西武ライオンズ
・スポンサー契約を結ぶことで、球団創設70年という特別なシーズンということがアピールできる。
・スポンサー費の獲得
・新たな応援グッズなどの開発
【まとめ】
今回紹介したスポンサー契約は、新型コロナウイルスが流行する前に契約されたものです。
皆さんご存知の通り、プロ野球は開幕が約3か月も遅れ、無観客試合での開幕となりました。
私がこのスポンサー契約が見て予想したことは、ダイソーで売られている100円グッズを販売する特設ブースが設置され、購入すると特典がもらえる、西武のグッズが100円で買えるような取り組みをするのかなと考えました。
しかし、無観客試合になるとそのようなことはできないので、現在どのような取り組みをしているのか気になります。(調べてみましたが出てきませんでした)
西武ライオンズと大創産業はともに「挑戦し続ける事」に共鳴しており、このスポンサー契約を結んでいます。両者とも、今は逆境に立たされているかもしれませんが、これから何に挑戦していくのか私は楽しみです。
【引用元】
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