見出し画像

あをによし奈良の旅-その14-

黒木御所跡
谷瀬の吊り橋を渡りたかったのは、ここにも行きたかったから
吊り橋渡り口から200mほど降っていくとひっそりとある
後醍醐天皇の皇子、護良親王が赤坂城を脱出し高野山を経て、ここに身を隠したそう

十津川の豪族、竹原八郎が仮宮殿を建て、一時匿った後、この付近は、馬術や弓術など武術の訓練所としたとか
ちなみに十津川の豪族で構成された幕末の志士、尊王派の天誅組はここで幕府軍を迎えて決戦の構想あったそう

そういえば隠岐島にも黒木御所ってあったなと思って調べてみたら、黒木御所とは、皮を削っていない木材を"黒木"を用いた天皇の御所を指すのだとか 大概は政変時の建てられた避難所かと思う
護良親王はこの後も紆余曲折を経て、最期は鎌倉にて悲運の生涯を終えることに

黒木御所を見学した後はまた谷瀬の吊り橋を渡って駐車場へ戻った

くどいようだがこのか弱き日本一の吊り橋、郵便配達の人は普段バイクで渡っているとかいないとか
それが日常の仕事とか慣れとかなんだろうけど初めてやった人が1番すごい

駐車場へ戻ったらそこがまさかの天誅組の上野地本陣の跡地だった

梅札
十津川郷道の駅で買ったお土産 正式には十津川名産ではなく紀州・和歌山のお土産
酸っぱさはなく、上品で梅の爽やかな風味が絶妙 かさばらないし気軽なお土産として最適だし、大好評◎

この記事が参加している募集

一度は行きたいあの場所

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?