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手仕事の温かみが伝わる、消しゴムハンコ×グラフィックデザインとは!?

こんにちは、ローカルデザイナー@京都・南山城村の奥西しろです。

私には
「奥西のデザインといえば!」的な
代名詞がいくつかあるのですが、

今日は消しゴムハンコを使った
デザイン事例をご紹介
します^^

よく「すごいねー」と言われるのですが、
全然すごくないですし、

みんなもやったら良いのに…
なんて思うのですが( ˘ω˘ )

消しゴムハンコをデザインに応用する

消しゴムハンコ作家さんて、
たくさんいますよね。

私自身は決して、
消しゴムハンコ作家にはなれない
と思っています。

正直、そんなに丁寧に彫っていないから;

私はあくまで
デザインの要素の一つとして、
消しゴムハンコ
を使っています。

たまに実際には彫らず、
手描きのイラストにハンコっぽい加工をして
使うこともありますが、

実際に彫ったイラストと、
手描きでそれっぽく描いたものって
やっぱり違う。

消しゴムハンコにすることで、
イラストが持つ力が明らかに違う…
強くなる気がするんです。


だから私は、
実際に彫ることにこだわっています。

ちなみに、

あくまでデザインの要素なので、
多少はパソコン上で補正もします。

なので間違えて彫り間違えてもOK。

だから作家にはなれないな、
と思うのです^^;

なぜ消しゴムハンコのデザインを始めたか

なぜこんな手法を始めたかというと、

ハンコが私が好きなテイストだった

という単純な理由w

自分が好きなデザインを
スクラップしていくと、

民藝調とか、味のあるデザインが
昔から好きでした。

デザイナーとしてインハウスで働き始めて、
数ヶ月たったころ、

ある料亭のお歳暮用お茶漬けの
パッケージデザインの依頼が来たんです。

その時に初めて、
消しゴムハンコを使ったデザインを
提案してみることに。

先輩2人と共に3人で1案ずつ作りました。

結果、なんと私の案が採用されることに!

現在では
「消しゴムハンコでデザインして」
なんて依頼が来たり、

実際の彫ったハンコが展示され、
イベントにもなりました。

2021.8、奈良・平城宮跡いざない館では
マップを作った際に彫ったハンコが
展示されました。
右奥の茶色のが実際のハンコです

消しゴムハンコのデザイン例

具体的にこれまでどんなデザインを手掛けたかご紹介しますね。

養蜂に惚れ込んだおじさんのハチミツのパッケージ。
蜂への愛情を消しゴムハンコで温かく表現。
奈良の平城宮跡周辺マップ。
アナログな歴史をぜひ消しゴムハンコで表現してほしいと
ご依頼頂きました。
天理大学 馬術部ロゴマーク。
癒しをテーマに、ぜひ消しゴムハンコでと
ご依頼頂きました。
展示のポスター。春ののどかさと、
自然・陶器の手づくり感をハンコで表現。

手づくりだから出る、温かみ

手仕事で作られるデザインには、
自然と温かみが現れます。

それは

人をホッとさせ
時に心を惹きつけたり
印象に残す効果があります。

特にコロナ禍においては
こういう温かいデザインを求める声も
増えたように感じます。

特に田舎・自然や、
手仕事、アナログなもの、
ぬくもりを伝えたい時

消しゴムハンコを使ったデザインは
おすすめですよ^^

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