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地域の意外なイラストマップ活用例をご紹介

こんにちは、ローカルデザイナー@京都・南山城村の奥西しろです。

私のお仕事で多い依頼が、イラストマップの作成。

私自身、マップフェチでこれまで数々のイラストマップを描いてきました。お仕事以外にも、プライベートな旅行の記録として、あるいは家の周辺を描いたり…

イラストマップの新たな魅力と、地域にこそ活かせるアイデアをご紹介します^^

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イラストマップは地域を瞬時に伝えられる

イラストマップの特徴といえば、イラストを使って地域の見所や名物・特産品を紹介している地図です。

つまり、パッと開いて見るだけで、瞬時に「どんな地域なのか」がすぐに分かるんですよね!

例えばこのマップ↓
京都府南山城村の魅力をこれでもか!と詰め込みましたw

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みっちりと地域の見所、歴史、豆知識にそこに暮らす人を入れ、読むだけで「村マニア」になれるほどの情報量です(笑)。(マップに入れる文章も私が書きました。)

南山城村は宇治茶の主産地なので、「お茶」に焦点をあて、茶畑の位置やお茶作りの裏話がマップ上に散りばめられています。

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このマップは民間団体からの依頼でしたが、行政が作る観光マップって残念ですが、味気ないものが本当に多いなと思います;

せっかく作るなら、もっと地域を伝える、行ってみたいと思わせる、印象に残るマップだともらった人も嬉しいですよね。^^

マップは記録にも最適

伝えるだけでなく、記録媒体としてもイラストマップは優秀です!

↓こちらはダムができる前にあった集落を描いた地図。

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「むらさんぽ」という村の昔話や物語を集め、冊子に残すプロジェクトで作りました。

高山ダムができたのは約50年前。当時を知る人、暮らしていた方から直に話を聞き集めたんです。

ですが当時の集落が分かる地図は見つからず。
仕方なく、僅かな資料と村人のお話を元に作ったのが先程の地図でした。

(むらさんぽはネットショップからお買い求め頂けます→ 

あるいは私の家の周辺を地図にしてみたり↓

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先祖代々が住んできた家なので、家族の歴史や身の回りの資産を視覚化する面白さがありました。

↓こちらは新婚旅行の思い出マップ。地図ですが出来事や印象に残ったことも一緒に残せるのが面白いなと思います。

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↓旅行もマップで記録しています。

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地図がグッズにもなる!様々な展開も!

イラストはグッズ転用しやすいメリットがありますが、イラストマップも同様です。

マップがマスキングテープ・ガムテープやうちわにもなりました!

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マスキングテープ、ガムテープは販売され、うちわはノベルティになりました。

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さらには百貨店催事では拡大印刷してフォトスポットに活躍!

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まだまだマップの活用は広がって行きそうです^^

地域の魅力が伝わらない、印象に残らない、なんてお悩みの場合は、こだわりのマップを一つ、作ってみてはいかがでしょうか?

外の人へのアピールとともに、地域を再発見できるかもしれませんよ♪


イラストマップ制作事例はこちらからご覧ください!↓
https://illust-map.com/

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↓地図共有サイトStrolyにも投稿中です!





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