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そういう事か・・・

喧嘩両成敗ってあるじゃん。

「絶対にAはBだ!!」という派閥
      VS
「絶対にAはCだ!!」という派閥


が覇権を争っていて、どちらもきちんとした証拠を持っていて、なんで向こう側が間違ってるか論理的に説明できるし、どちらも真剣にみんなのことを考えて譲らない。

そして、なんかの拍子に実はBが正しいとみんなが納得できるイベントが起きたとしよう。

すると昔からAはBだ派の主張を信じてきた人は、「ほれ見たことか!」「何度も言っただろ!」と反対の見方をしてきたひとを見下し、勝ち誇ってしまい、自分の非は一切認めないようにな老害になってしまうかもしれない。

水戸黄門のような勧善懲悪モノは、見ててスッキリ爽快だけど、そういうのが現実にあると勝利した側に力を与えすぎてしまい、弊害も多いと思う。



これは、真実がどっちにあれ、そういう短絡的な人が大量に発生するような幕引きって、言い争った傷を癒やすというよりは、さらに分断することになりそう。

それなら、もし真実はAはDだったが、DはBにより近いが、AはB派にも自ら反省するようなミスが大量に発生してた惨めに感じるような事実との抱き合わせ販売だったらば、喧嘩両成敗という感じで和解が進むのではないか。


そういう観点でみると、リン・ウッド VS マイケル・フリン&シドニー・パウエル&カイル・リッテンハウスという騒ぎも、別の見方をできるんじゃないだろうか。

例えばコロナはただの風邪派も、終わってみれば本当に死者が多かった国や地域があることを知って、コロナを警戒していた人たちの顔が立ったり。

これは南米・中米にコロナの死者が非常に多いので、やっぱりコロナウイルスなどは存在しない派も間違っていたという感じになると私は個人的に思う。

カナダのアルバータ州のあの判決も、コロナウイルス存在しない派を勇気づけたが、私はなんか腑に落ちなかったし、あの流れは波及もせずアルバータ州もコロナ規制に舞い戻りだし。

これが、こうなる。


アメリカ国内のRemdesivirでKidneyがあーだこーだの話しが事実だった場合、コロナが原因じゃないんだけど、やっぱり人工呼吸器が大活躍してたし、そして病院で死んでいく人がそれなりにいた事になるので、医療現場が逼迫してると感じる医療従事者がいてもおかしくない。

現実は白黒はっきりなんか付けられないもので、どっちも間違っていて、どっちも正しかったという。

そしてどちらにも足りないのが情報を吟味する技術だったという反省。

勝利する側が今年は沢山オウンゴール決めている感じを説明するには、この喧嘩両成敗がわかりやすいかなーって。