『まりす盟友』作中用語解説 -地名編-

・城輪町(しろのわちょう)

本作のキープレイス。
日本のどこかにある、どこにでもありそうな垢抜けない町。
賃貸アパート、大学、大きな公園地区、カフェに古書店や画材屋などが連なる商店街を構えていたりと 住民にとっては何だかんだ住みやすく便利な地。
町外に住む人々も どういうわけかこの町に吸い寄せられるように足を運んでしまう事も多々あるとか。
それが物語の舵を取ったり、かっさらったり。

・雛菊町(ひなぎくちょう)

城輪町からおよそ2つの町を挟んだ土地にある、いわば高層ビル街。
オフィスや高級タワーマンションでひしめく、通称『鉄のジャングル』。
街そのものも人間味に欠けており、深夜になると人の影も見えなくなる。

・天岩海岸(あまいわかいがん)

城輪町から車で30分ほどかけて南下すると辿り着く、自然豊かな地。
人口はまばらだが、岸から望むことの出来る大海原は名所。
しかし、その反面断崖など少々足取りの悪い危険地帯も多く 数年に1度の割合で落石・落下事故が発生している。

・虚空都市マリシア(こくうとしまりしあ)

もう一つのキープレイス。
祟り神マリスが文字通り天と地の間すなわち「虚空」に(半ば不法占拠という形で)築き上げた国家。
精霊・獣といった人ならざるものが生活し、人間を嫌うマリス神の教えに則り彼らの多くは人間と地上に「悪意」を抱く。
ごく一部 人間に想いを寄せる「異教徒」も存在するが、そのような者は虚空政府に目をつけられている為、受刑か投獄、ひいては追放といった措置を執られる。







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