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1泊2日の弾丸ツアー、政府の補助金を活用して静岡を堪能できました! (その1)

2月某日、コロナも落ち着いてきた、小旅行へ行こう〜

2023年某日、長きにわたった行動制限もかなり緩くなってきており、現在政府では、コロナ禍でダメージを受けた観光業にテコ入れをすべく、旅行支援なるキャンペーンを行っており、1泊一人、5千円から7千円ほどの補助を出している、という。行くしかないべさ!(と、ここでいきなり北海道弁が)と、喜びいさんで旅行計画を始めたのであった。

さて、どこへ行こうか、まずは1泊2日で、美味しいものを食べられるところ、風光明美な場所、手軽に静岡は?これまでに伊豆や沼津へは数回行ったことがあるが、沼津より西への静岡県へは行ったことのない私たち、今回は、清水港、焼津を中心に回ってみることにする。

静岡のオイシイもの、その1- 新鮮なシーフード

今回の旅行の最大にしてメインイベントのひとつである「おいしいものを食べる」ということ。さて何ぞや!?まずはなんと言っても海鮮、ああ、魚介類、お魚、シーフード!旅行ガイドブック(鉄板の‘るるぶ’)には「これでもかー」というほどの「海鮮丼」「寿司」「まぐろ」「シラス」などの写真がドーン、ででーん、と並んでいる。ああ「ヨダレがー」

(そして現地にて)
実際に現地で味わった海鮮は、本当に美味しく、鮮度がよく、そして当然のことながら東京より遥かにお手頃な値段であった。初日に静岡に到着したのが正午少し前、早々にホテルに荷物をあずけ、ホテルから徒歩数分のお寿司屋へ。

ここは静岡で展開しているチェーン店らしく、いわゆる「回転ずし」ではないのだがきわめて庶民的なお店で、家族連れやシニアのカップルなどが美味しそうに寿司をつまんでいる。われわれも寿司をビールとともにいただく。ネタは全般的にとても新鮮で特に生のシラス、生の桜海老はこれほど鮮度の良いものは東京では滅多におめにかかることができない美味しさである。「あー昼酒はうまい、そして寿司もサイコー」堪能なり!

静岡おでんって何?

静岡には美味しいものがたくさんある!?やはり海沿いの県であることが大きいか。焼津では、「だし」つまり、かつおだしやかつおといわしなどのミックスのだしなどが土産物店で売られていることを何度か目にした。これらの「だし」を粉状にしておでんにふりかけられているのが「静岡おでん」なるものの定番のようである。

そして居酒屋では、必ずといって良いほど、この「静岡おでん」がメニューに並び、他のお客さんのテーブルには必ずといって良いほどおでんが鎮座していた。旅行に同行した連れ合いに「静岡おでん食べよう」と持ちかけると、「興味ない」という返事。彼によるとおでんは関西のおでんが一番、関東でよく見る醤油の染み込んだようなおでんは邪道、というのである。

さて、夕食の居酒屋では、生ビールに刺身、小鉢などがセットになって格安で提供されている「ちょいのみセット」なるものがあり、そちらをオーダーするとおでんが運ばれてきたではないか!?そして実食、「美味しい!」やはり、例のだし粉が振りかけられている、これが美味しさの決め手のようだ。連れ合いもさきほどのたかびーな発言を早々に撤回、「うまいね」とのこと!なんと現金なものよ。そして静岡の夜はふけてゆくのであった。

お茶どころの静岡で抹茶アイスを食らう!

静岡は名だたる茶どころ、緑茶の名産地である。旅行の計画の段階で、抹茶のデザート(抹茶パフェ、抹茶アイスなど)を食することを楽しみにしていた。ただ、実際に観光をしているとなかなかそれらの「デザート」のために店を探す暇がなかなかなく、デザートのための時間はないのか、と打ちひしがれる自分。

すると、夫が「駅のそばに抹茶アイスの美味しい店があるらしいよ」とスマホを片手に言っているではないか。よし!レッツらゴー!そのお店は静岡駅より徒歩10分ほどの商店街の中にある丸七製茶、ななやさん。由緒正しき店らしい巨大な暖簾(太い書体で店の名が筆字で書かれている)を掲げており、入店して店の人に聞くと「はい、創業100年を越えております」とサラッと言ってくれるではないか。

静岡駅より徒歩10分ほどのお茶屋さん
No.1からNo.7まで濃度に応じた抹茶アイスたち


抹茶のアイスは、1番から7番まであり、これはお茶の濃度、つまり7番が最もお茶の味が濃厚で、1番は逆にお味が薄めである、という意味。「やはり7番を試すべきか!」ということで3番、4番、と7番の3種類をオーダー。「7番は一番雑味がなく、お茶本来のお味を楽しんでいただけます」とのお店の方の教示どおり、とても濃厚で美味しかった!これほどの濃度の抹茶アイスは、他ではなかなか味わうことができないのではないか?あーうまかった!

(1泊2日の弾丸ツアー、政府の補助金を活用して静岡を堪能できました! その2へ続く)

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