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地震時の備蓄は自分で考えよう

関東大震災から100年ということで、いろいろと新聞やテレビ、ネットニュースで取り上げられています。NHKはここぞとばかりにドラマを作ったりと力を入れています。どれも見慣れている人からすれば、新情報ではないのですが、普段あまり気に掛けていない人にとっては初耳だったりします。

さて、土日で放送されたNHKの南海トラフ巨大地震のドラマ。見た方も多かったと思います。母は怖くなって途中で消したそうです。主要人物が、震災関連死が一人(おばあちゃん)、原発なし、なのに十分怖かったです。特にもう一度地震が来るかもしれないということで、救助・支援がなかなか来ないというのは、次回の大地震ではありそうですね。ドラマでは片割れからの、もう一つの地震という想定でした。そのためなかなか助けが来ないのでは・・・という問題提起もありました。しかし大都市では、更に様々な要因で救助・支援が来ないことは想定できます。特に阪神大震災のときにくれべ、高齢化が進み、地元での自助が難しくなってきていることもあります。また都市も老朽化しており、思わぬ二次災害の可能性もあります。

そう考えると、大都市では、各種情報よりも備蓄は多くする必要がありそうです。住んでいる地域毎に状況は違うと思います。私の住んでいる府中の場合、河川敷や広い敷地が多いです。仮設住宅を建てたり、支援部隊が展開するのは比較的問題ないかもしれません。海から遠く、また周囲を人口の多い都市に囲まれているので支援物資が届きにくいと予想されます。特に南側が多摩川なので橋が落ちると一気にルートが塞がれます。また途中の道路が封鎖されると目も当てられません。また多摩川が近く排水しやすい反面(おかげで下水料金が安いと言われている)、給水は、意外とネックな部分を抱えています。それでも複数のルートから、取水しているのでピンチに陥ることはないかと思いますが、取水が遠いのが気になります。利根川・荒川方面は朝霞浄水場、多摩川からは小作浄水場から、東村山浄水場を経由して持って来るという複雑かつ長いルートです。さすがに危険度はわかりませんが、1階トラブると長くかかりそうな感じがしますので、水の備えは多めに行おうと思っています。

逆に避難所などは充実しています。耐震化もそこそこ進んでいます。良い面も多いです。ただ先ほども書いた通り、支援物資などは期待できないので、やはり、多めに用意しておきたいです。

皆様も、自分の住んでいる場所、働いている場所に即した対策を考えてみてください。上は一例です。


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