バリバリ活躍する男性と比較して焦る
他人に刺激をもらうのは大事だけど、自分の器が整っていないと危うく自己啓発の沼に陥ってしまうなと思った話をします。
同僚のTwitterアカウントを見つけてしまった
先日、同じ会社の人のTwitterアカウントを偶然見つけてしまいました。
30代、海外駐在、MBA取得に向けて勉強中、Twitterでは学びの記録を発信中。
Twitterの世界にはこうゆう人、たくさんいらっしゃいますよね。
一部の人からは「意識高い系」と揶揄されるのかもしれないけど、私はこうやって頑張っている人が好きですし、自分もこうなりたい!と密かに思っています。
でも、「うちの社内にはこうゆう意欲的に社外に出て勉強する人はいないだろうな」と思ってました。
(そもそも、会社名出してSNSするの一応禁止だし。)
もちろん、うちの会社の同僚たちは、仕事はきちっとするし、優秀だし、意欲もあるし、自主的に資格試験を受ける人もいる。
けど、こんなにもストイックに自己啓発して、しかも海外で圧倒的な経験を積んでいて……、圧倒的な差に正直ショックを受けました。
同じvoicyを聴いたり、同じ資格を持っていたり、と私と彼に共通点はいくつかあるのだけれど、同じインプットに対してアウトプットの質が全然違う。
その時の受け止め方は…
数年前に少し接点のあった同僚が、会わない間にこんなにも成長している。
その衝撃は大きく、
「成長するには私も海外勤務を考えた方がいいのかな。」
「MBAとってみようかな。」
「同業他社の人のコミュニティに入ってみたらいいんだろうか。」
とか、一瞬にして色々なことが頭の中を巡りました。
Lilyさんのvoicyを思い出した
そこでふと、思い出したのが、
数日前に聴いたLilyさんのvoicy 『#686 男性と勝負する必要はない 』です。
Lilyさん自身、起業した当時は周囲に起業家の女性はおらず、すでに活躍している男性の起業家の友人に追いつこうと、休みを削りながら仕事をしていたそうです。
けど、女性は妊娠もするし、子育てもする。子供がいなかったとしても毎月の生理は来るので体調の変化もある。
エステサロンのお客様でも、男性社会で無理して働いている方には婦人科系のトラブルが多いそう。
そこで、ふと立ち止まり、無理して男性に張り合うんじゃなくて、「自分を愛でる」大切さに気づかれたそう。
男性と比べる必要なんてなくて、
他人と比べる必要もなくて、
ただ自分が決めたことをやっていく。
自分のミッションに向かった歩いていくことが大事なんですね。
冷静になって考えてみた
そこで、もう一度、最初の問いを投げかけてみた。
「海外に行きたいの?」
⇨いや、日本にいたい。
「MBAとって何したいの?」
⇨特にない。今は、幅広く興味ある分野の本を読みたい。
「同業他社のコミュニティに入りたいの?」
⇨これは『はい』。外から会社を見てみたいと思ってる。
なんだ、ただ焦ってただけじゃん。
頑張っている同僚に刺激をもらったり、勇気をもらったりするのは大事だけど、
受け止める自分の器に余裕がないと、むやみやたらに自己啓発に走りそうになるので、気をつけなきゃな、一旦立ち止まって考えよう。
と思えた出来事でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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