今月読んだ本 2021年8月
こんにちは、akiです。
読書が好きで、月8〜10冊ぐらい本を読んでいます。
仕事で行き詰まった時、生活の質を改善したいなと思った時、
モヤモヤと悩んでいる時間があったら本を1冊読むようにしています。
本は解決のヒントをもらえる、大事な人生のお供です。
そこで、今月読んだ本の中から特におすすめしたい本をご紹介します。
9割の社会問題はビジネスで解決できる
貧困、難民、過疎化、人種差別、耕作放棄地、フードロス、地球温暖化……社会問題を解決するビジネス(ソーシャルビジネス)しかやらない会社、ボーダレスグループ。著者が2007年に創業した同社は、いまや世界15カ国で40の事業を展開し、従業員は約1500名、グループ年商は55億円を超える(2021年4月現在)。その大きな特徴は、「自分はこんな社会問題を解決したい」という志を持った起業家が集まる「社会起業家のプラットフォーム」であること。「40の事業」はそれぞれが独立した株式会社で、「40人の社長」がいる。こうして各社が独立経営を行いながらも、資金やノウハウをお互いに提供し合う、相互扶助の仕組み「恩送り経営」は、2019年にグッドデザイン賞(ビジネスモデル部門)に選ばれ、2020年にはカンブリア宮殿でも紹介されるなど、各方面から注目を集めている。…(中略)…「日々忙しく働いているけれど、自分の仕事は本当に社会を良くしているんだろうか?」そんなモヤモヤを抱えながら日々仕事を頑張っている、全てのビジネスパーソン必読!
ボーダレスジャパンのことを知る以前から、ビジネスレザーファクトリーの商品を愛用していました。シンプルで綺麗な発色のレザー小物、手の届くお値段、しかもバングラデシュで大事に作られた働く人にも優しい商品。
個人的にこのお店の魅力を知って欲しくて、「ビジレザのコンセプトに刺さりそう!」と思った人を見つけては、じわじわと社内で宣伝して回っています。
オススメした人はだいたい買ってくれる、圧倒的買上げ率。
それだけ魅力的な商品なんです。
「誰1人取り残さない」ためには、スケールメリットを活かすための大量生産・大量消費じゃ、利益は出せても社会に優しくない。
じゃあ社会課題を解決だ!と言っても、課題の多くは今まで取り残されてきたニッチな課題。「効率化」という武器は使えない。
その分「知恵」を絞って絞って…新しいビジネスで解決していくんだな、とボーダレスジャパンの様々な事業を通じて学ぶことができます。
自分の小さな「箱」から脱出する方法
身の周りの人間関係はすべて自分が原因で引き起こしている。
それこそが、本書のいう「箱に入っている状態」である。
「どうして彼は問題ばかり起こすのか?」
「なぜパートナーは勝手なことばかり言いだすのか?」
こうした問題を、私たちは「相手の問題」と考えがちだが、本当の問題は「自分」にある。
読み進めるうちに、家庭や職場での人間関係を深め、十分な成果を出す環境を作る方法を学べる。
世界的ベストセラーであり、日本でも25万人が読んで大反響を巻き起こした名著。
続編は、よりビジネスに特化した『管理しない会社がうまくいくワケ~自分の小さな「箱」から脱出する方法 ビジネス篇』として、2017年に刊行されている。
職場、家族、友人、全ての人間関係がいつも上手くいくわけではないですよね。
「なんでこうしてくれないんだろう」
「もっとこうあってもいいのに」
ついつい相手のせいにしてしまうことってあると思います。
最近は、「相手は変えられない」「自分が変わればいい」というメッセージを、色々な場面で目にすることが多いです。
けどさ、そうは言ってもさ、そんな綺麗事ばかりじゃないですよね。
ボヤきたくなることも、まだまだあります。邪念だらけ。
そういった複雑に絡み合った葛藤を、対話形式で紐解いてくれる本です。
この本、文章は優しいのですが、書かれている内容を本当の意味で腹落ちさせるには、何度も読み返して消化していくのがいいんじゃないかなと思います。(私は折に触れて読み返したいので、電子書籍ではなく紙の本で買いました。)
アルケミスト 夢を旅した少年
羊使いのサンチャゴは、彼を待つ宝が隠されているという夢を信じ、アフリカの砂漠を越えピラミッドを目指す。様々な出会いと別れを経験し、少年は人生の知恵を学んでゆく――。
白木夏子さんのVoicyで知った本。
1988年にブラジルで発行され、世界80ヵ国で翻訳、8,500万部も売れている本です。
主人公のサンチャゴくんが世界を冒険する物語。
旅の途中に、様々な人に出会ったり(謎の人物が多い)、様々な困難に遭遇したり(お金盗まれて一文無しになったりする)。
これ、フィクションじゃなかったら心折れるわ、ということが次々起こりますが、サンチャゴ君は純粋に夢を追い、自分の出来ることに向き合い続けます。
ひたむきに夢を追うことの大切さを教えてもらえます。
情景描写がとても彩豊かで、世界の国々の風景を想像しながら読み進めるのも、気軽に旅に出られない今だからこそオススメ!
フェミニズムに出会って長生きしたくなった。
男尊女卑がはびこる日本で女はとにかく生きづらい。入試や就活で差別され、セクハラパワハラ当たり前。そんなヘルジャパンを変えたくて、怒りのイマジナリー法螺貝を吹き始めたJJ(熟女)がここにいた! 「フェミニズムに出会って自分を取り戻せた」著者による、爆笑フェミニスト宣言の書。長年憧れだった田嶋陽子氏との感涙の特別対談も収録。
アルテイシアさんの文章は、理不尽さや怒りの感情を、リズミカルに面白おかしく表現してくれるから好きです。
「そうそう!」と怒りに共感しつつも、最後には笑っちゃってた。
みんなが違ってみんな良い。「人間」として尊重する。
タイトルにある「フェミニズム」というワードが一人歩きして欲しくなくって、そんな当たり前に相手を大事にする世の中が、誰にとっても生きやすいよね。
最後に掲載されている田嶋陽子さんとの対談もオススメ。
子供の頃にテレビで観たおじさん相手に怒っている田嶋さんを、私はきっと偏った面しか見ていなかったんだと思います。
アルテイシアさんが「隠れキリシタン」と表現されたように、田嶋さんに救われた女性はきっとたくさんいる。
田嶋さんの本も読んでみようと思いました。
いかがだったでしょうか?
どなたかの参考になれば嬉しいです^^
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