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#57 ただ太り、仕事への手ごたえなく終わる夏

中国に来て三週間連日、100%会食。。🙄
ひどい時は昼も夜も酒を飲み、廃人のように朝を迎えた。
体重は体感として3キロは増えたのではないかと思う。

♪まるで別人のプロ〜ポ〜ション
ああ…瀬戸際のChubby…
(夏の日の2024)

新規仕事獲得を期待して、精力的に時代錯誤の飲みニケーションをしてみたが、得られたのは脂肪だけ、失ったのは金と健康と記憶…になってしまった。
(この三週間、何したかほとんど覚えてない…)

そして、太ったのはわたしだけでなく、ベビ子(娘)も一緒🐖。
多くの飲み会にわたしと共に参加し、また、ベビ子はベビ子で日本人学校時代の親友と遊んだり、蘇州東北県人会に参加、御曹司とデートに行ったりと食にまみれていたので、急激に肥えてしまったのである。

信じられない話だが、夏の始まりに二人でシェアしていたパジャマの短パンが今履けない…🙄
いや、ギリ入るんだけど、腿と尻がすんなりくぐりぬけてくれないのだ。

ベビ子「(ズボン履けず)やばい…」
わたし「あんた、顔小さいのに、下半身がやばいね」
ベビ子「恐るべし中国…」
わたし「母さんは、どんくらい太ったと思う?」
ベビ子「一緒にいすぎてちょっとわかんないんだけど、ひとつ、傷つくこと言っていい?
わたし「何?」
ベビ子「…やっぱやめた…傷つくから」
わたし「ガツンと傷つかないと、一生変われないから教えて」
ベビ子「ワン社長(インターン先の社長)が、母さん太ったって。会社で見かけた時に太ってて誰だか分からなかったって、私の上司に言ってた
わたし「え…🙄あの時の私に対する誰だかわからなったって発言、てっきり綺麗になったとかそんなんだと思ってた」
ベビ子「おい…それはポジティブすぎるだろ…」
わたし「いや…ワン社長が失礼すぎるだろ…確かに君はあの会社でお世話になったけど、なんだかだんだん腹たってきたわ…😡」
ベビ子「…」
わたし「…」

ベビ子「とりあえずさ…埼玉帰ったら痩せようよ」
わたし「うん…埼玉ではもう草しか食べない🥀」

ということで、あと三日で日本へ帰ります🗾
日本で、埼玉で、きっと痩せるんだ…。


余談。
本日、ベビ子の父、即ちわたしの元夫がベビ子に会いに上海から蘇州へやって来た。
彼は東南アジアでの謎のミッションを終えて、今後は上海に潜伏する予定らしい。

で。いつも通りの薄汚れた身なりで現れ、なんだか、奇妙なボロボロの財布を使っているなと思ったら、それは、ベビ子が保育園児の時に使っていたパスケースだった🙄

幼き日のベビ子が油性マジックで書いた自分(ベビ子)の名前に、ペーソス(哀愁)を感じなくもない…🙄

…彼は、危ない人であることに間違いはないのだけど、悪い人ではない。

少なくともベビ子にはこのボロボロの財布が刺さったみたいで、
父を地下鉄駅に見送った帰り道に、
「私、父さん好きだよ」と、ポツリ誰にでもなく呟くベビ子であったとさ。

(いや、やっぱり汚すぎるだろ…この財布は🙄美談取り消し)

おわり

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