【動画あり!】赤ちゃんを起こさずに布団におろす3つのポイント
「布団におろすとすぐ起きてしまう」「寝つくまで時間が掛かる」など、お昼寝に関する悩みは尽きません。お昼寝タイムは保護者にとっては自分のしたいことができる時間、保育士にとっては書類作成や休憩回しなど。この貴重な時間をスムーズに確保できたらどんなにありがたいか!
今回の配信では<即効性がある>寝かしつけの3つのポイントついて、お話します。特に新生児~3ヶ月頃までの赤ちゃんに有効ですが、3ヶ月以降のお子様にも効果がありますので、ぜひ取り組んでみてください。
では、まず「なぜ赤ちゃんは布団に置かれると泣くのか」理由を考えていきましょう。
赤ちゃんを布団におろすと泣くのは「命の危険を感じているから」
布団におろされた赤ちゃんはこう思っています。
掛け布団に包まれることもなく、布団に置かれた赤ちゃんは自分を守る術がなく無防備な状態です。すると命の危険を感じ、不安を泣いて警告するのです。人間の生まれもった「防衛本能」が正常に働いているとも言えますね。
また、「皮膚の温覚」がきっかけでもあります。
生まれる前の赤ちゃんは胎嚢(たいのう)に包まれ、ママの匂いがする温かい羊水の中で10ヶ月過ごしてきました。しかし外の世界に生まれると状況は一変。そりゃー不安になるわけです。
しかし抱っこをされることにより、体は包まれ、人肌の温かさを感じなら、ママの匂いを嗅ぐことができるので、胎内にいた頃のように安心して眠りにつくことができるのです。
では布団の上はどうでしょう。布団やタオルケットが肌に触れてはいるものの、温かくもなく大好きなママの匂いがしません。(余談:研究により生後2ヶ月までの赤ちゃんはママの羊水の匂いを記憶していることがわかっています。)無機質な布団に置かれると不安になり泣きます。
ただ、深い眠りについていれば別です。皮膚の温覚は触覚が勝り、布団の温かさでも満足できます。なので、深い眠りについた時に布団に置く形が望ましいです。
しかし深い眠りについたといっても、突然の物音などで敏感な赤ちゃんは起きる可能性が高いです。より確実に布団におろせるようにポイントをお伝えしていきます。
赤ちゃんが抱っこでよく眠るのは【3つの部位】がポイント
ではどうしたらより確実に布団におろせるか。
それは「抱っこされている時と似た状態で布団におろす」ことがポイントです。
赤ちゃんは常時感覚を研ぎ澄ましている部位があります。
それは「頭・胸・膝の裏」です。
この3点がどこかに触れていることが大きなポイントとなります。
では早速解説していきますね。
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