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「とりあえず、最低限、最低限。」と呪文を唱えて。

朝起きたら
筋肉痛で体はバッキバキ。
昨日の疲れは継続中。

自由気ままな自営業。
しかもオープン前。
休んでしまうことも考えました。

しかし、休んでもいられません。
来週、早々には
照明設備の
電気工事が入ります。

機材と靴で
足の踏み場もない現状を
今日と明日で
なんとかせねばなりません。

重い体を引きずって
まずは、
まだまだ工房に残る
資材と工具を
捨てるものと残すものに
分別し、まとめます。

しかし、まあ
作業が捗らない、捗らない。

重いのは体だけではありません。
頭も同じ。
ボーっとする頭で
取捨選択が一向に進みません。

「とりあえず、最低限、最低限。」

呪文を唱えて
どうにかこうにか
資材をまとめます。

向かったお店の
惨状を改めて見廻して、
気持ちはお腹いっぱい。

ここでも
呪文を唱えます。

「とりあえず、最低限、最低限。」

運搬の際に、
机と分割した
ミシンと漉き機。
(工業系の機材は
 モーターが付く机とマシン部が
 一体となっている)

組み立てて、動作チェック。

運搬の際に調子を崩していないか
心配でしたが、
無事に動きました。
問題は無い様子で一安心。

部屋の景色は何一つ
変わり映え
していませんが、

一抹の不安は解消され、
心は晴れやか。
今日の作業は
ここまでと致しましょう。

なにぶん、最低限ですから。

やるべき作業を
ごっそりと残し、

明日の"最低限"のハードルを
上げに上げきって、
お店をあとにします。

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