お店を構えてよかったと、改めて感じるとき。

少しお時間が経ちましたが
本日は、シロクロ製靴に
インソールを注文して頂いた
初めてのお客様に納品をする日。

ソワソワ、ドキドキの日が
続いています。

計測時に提示した
仮のインソールは
各種パーツを配置し
お客様の踵に
近しい形としましたが
削り込んではいません。

納品する本番のインソールは
お客様の踵の形に
しっかりと削り込んだもの。

以前との履き心地の差と
足のピッタリ具合に
感心しているご様子。

私もお客様以上に
嬉しい瞬間です。

以前にも書きましたが、
今回のお客様の靴は
私が学生時代に憧れた
靴作家さんのおひとり
＂セツ リュウ＂さんが
作られたもの。

表には出ない
インソールではありますが
コラボレーションした気分で
勝手に舞い上がっていました。

そうしていると
（もちろん、
　望んだわけではありませんが）
試し履きの際に靴紐が
切れてしまうトラブルが。

工房にある紐の中から
靴に合うものを
お客様と選び靴紐を作ります。

図らずも
表に見えるものまで
作ることとなりました。

トラブルと言うほどでは
ありませんでしたが、

対応出来たのは
各種材料と道具が揃った
工房兼お店ならでは。

お店を構えてよかったと
改めて感じました。

ちょうど、プレイベントで
ご注文いただいたインソールは
ひと段落。

また、より良いお店に向け
準備を進めます。