【歴史概要72】秦の政策
①秦王の政は新国家体制に相応しい称号として「皇帝」を採用して始皇帝を名乗った。封建制から郡県制となり皇帝専制体制が確立された。②皇帝1人ですべての決裁をしていたわけではなく多くの官僚が必要となった。皇帝の補佐は丞相(行政長官)、大尉(軍事)、御士大夫(監督官)であった。丞相には法家の李斯が就いた。
③宦官という私的な補佐官もいる。始皇帝に仕えた宦官は趙高であった。始皇帝の死後に秦は趙高によって滅亡に導かれた。
④封建制から郡県制となった。群や県というのは行政区画である。統