一事が万事

この言葉は過去に私が上司から言われた言葉です😌

その時はこの言葉すら初耳で、上司にバカにされながら説明を受けました😆

意味としては
"わずか一つの物事から、他のすべてのことを推し量ることができる"
です。

当時の私は、『え、めっちゃ腹立つんですけど!いつもやってるし!』と内心プリプリと怒っておりました笑

そもそも、学生時代コツコツと何かに取り組むことが得意であった私は、当時も積み上げることに関して自信を持っておりました。💪

ただ、今回の一事が万事の説明を受けた時は、いつも行っていた事をたまたま実施していなかった。
丁度その時を見られて、注意されたのです。

ですので、青二才の私としては『なんでやっていない時に限って💢』とプリプリしていたのです笑

ただ、当時から4年の月日が経ち後輩も出来た現在、
『あ〜、上司のいう通りだ』と心底共感致します。

何か物事を開始したり、新しい環境に行った時に最初は誰しも頑張ります。
初日から遅れる人は多くないし、初日から日常業務のミスをする人も多くないです。
なぜなら、最初ほど物事に対して緊張感を持ち慎重になるからです。✔

しかし、重要なのはそこで"悪い慣れ"がこないことです。
1週間、1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月と月日が流れると日常業務に緊張感がなくなってきます。
"もう覚えた"からです。

普通の人間は、覚えたものに対して一々確認したりしないのです。
また、定められた仕事にも優先順位をつけ下位のものになるほどおざなりにするのです。😨

なぜでしょう?🤔
→面倒くさいのです。

人間は基本的に面倒くさがりです。
例えば、掃除が典型的な例です。
最初の1週間は隅々までピカピカに磨きます。
それしか出来ないからそれを全力でやるのです。
そこで評価されるしかないですし、新しい環境なのでまだやる気も多少あります。

ただ、1ヶ月2ヶ月経つとどうでしょう?

・ここの角は誰も見てないからいいや。
・だいたい出来てるしいっか。
・今日あんまり汚くないから掃除機掛けなくていっか。
・ティッシュくらい三角折りにしなくてもバレないでしょ。

上記のように、少しでも楽をしようと悪知恵が働きます。
"悪い慣れ"です。
もし、本当に掃除機を掛けなくてもいい程汚れていない事が連続するのであれば、そもそも掃除機を掛ける機会を減らすように改善案を出さなくてはいけません。
それなのに現行のオペレーションのまま、独断だけで判断している。
それも『まあ、いいか』という惰性により。

つ・ま・り
現在行われているオペレーションは、最大限効率化されている=最低限必要な箇所の業務が行われるように定められている。
全てに意味があるということです!😎

もしも、ベンチャー企業や中小企業でまだオペレーションが安定化しておらず無駄があると思ったら、それは積極的にオペレーションの変更を提案するべきです。

そう考えると、現時点での業務に対して『まあ、いいか』できちんと行えていないのは、サボりであり業務怠慢であり、もはや業務ではなく雑務になってしまっています。🙅‍♀

だからこそ、かつての私や新入社員の方々は思うかもしれない
『いつもやってるし!たまたま今日やっていなかっただけだし。』と。
ただ、ここまでの内容を鑑みると、"たまたまやっていない"は恐らく今後回数が増えていき"たまにやっている"になっていくのでしょう。
遅かれ早かれ、やっていない姿を目撃されるのは必然であるといえます😌
それだけでも立派に雑務となっており、最初の頃の緊張感が緩んでいる証拠であるのですね。

細部に拘れ。
初心忘るべからず。

経営の神様と呼ばれたパナソニックの松下幸之助さんは、何歳になっても誰よりも早く出社して毎朝トイレ掃除をしていたそうです。🚽

一例に過ぎませんが、恐らく本当に成功する人はどこにっても成功する。
それは、"常に今行うべき物事に対して誠実に取り組んでいるからこそ"であると私は考えます。

最後になりますが、逆も然りで、常にサボらず愚直に積み重ねれる人は"いつ見てもやっている"ので信頼感が勝手に溜まっております。
かつての私でいう所の"たまたまやっていない"を目撃される位ですから、"常にやっている人も常に見られている"訳です🤞

そうする事で、ミス無く漏れなく物事を全うする事ができます。
その為には驕り無く生きていく事が大切ですね✔

2024年、コロナ収束、AI加速時代、オリンピック、アメリカ大統領選挙などなど今年もイベントだらけの年になりそうですが、私達も各々が今一度人生に対して、物事に対しての捉え方を見つめ直していきたいですね。🙌



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